エンドライフ③
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《17. みんなの好み》
「.....何なん、これ」
「名無しさんちゃんにはちょーっと刺激が強ェかな?ほらよこのページ何て
ーバシン
「セクハラだよい」
「ってぇえーな!何すんだよマルコ!」
「お前が何してんだよい!」
「だからさ、俺は名無しさんちゃんにもこんなすげー姉ちゃん達もいんのよ?って話をだなァ」
「そういういらねェ情報を教えんなって言ってんだ!」
「んだよ過保護だなァ〜どうせマルコにも女の好みの一つや二つぐれェーあんだろうによー」
そう言いながら見目麗しい女性達の辛うじて下着をつけた写真集なるものを見せつけるサッチ。それに眉毛一つ動かさず呆れたように息を吐き出すマルコ。サッチが中学生男児のように思えて仕方がないのはうちだけやろうか。
「おれはなーこういうボンッキュッボンな姉ちゃんが好みなんだよ。こうさ?男にはねェ柔らけー包容力っつーのか?」
「......サッチ、......サッチ。鼻の下伸びとう」
「っと悪ィ。でさ、正直な所お前らはどう言う娘が好みなのよ?あっ、名無しさんちゃんはこっちの本から選んでくれよー」
「うわっ....」
そう言って差し出されたのが、いかにもマッチョ大集合!みたいな筋肉隆々とした男性達が乗っている本。....本間どこで買ってきたんサッチ...。
一向に引く気のないニヤニヤした顔のまま皆の回答を待ち続けるサッチに呆れたようにまずはマルコが口を開いた。
「はぁ......ったくよ。んー、そうだなァ...おれはどっちかってーと声の方が大事だよい。体にはそんな興味がねェ」
「おまっ...それはそれで結構えっちだな??」
「どこがだよい!女なんだから別に体の構造何て大差ねェだろうが。それよりもおれは好みの声の方が話しててよっぽど落ち着くよい」
「へぇ〜〜モテる男は言う事が違うねェ〜。んじゃァイゾウとビスタはどの娘がいいのよ」
マルコなら美人系でも可愛い系でもお似合いやなと思っていたので意外な回答に目を丸くしていると渋々と言った様子で2人も答える。
「そうだな...俺はどちらかと言うと所作が美しい女性が良いな。俺自身着物を好んでいるから和服好きな女性だと話も合いそうだ」
「....いや、あのな?俺はこの中で誰がいいのかっつー話を
「俺は笑顔だなァ。俺自身がこういう面だからよ、ちょっとした事で笑ってくれたりニコニコしてくれる娘には優しくしてやりてェなァってなるぜ」
「いやだからよォ!!この中から!選べって言ってんだ!!何だよ声と所作に笑顔って!この本絶対ェいらなかったじゃねェーかっ!」
「勝手に持ち出したのはお前だろい?サッチ。大事な私物はしまっておけよい」
サッチは私物なのだろう本を叩きつつ抗議をするも、次元が違うレベルにいる3人を相手に3対1では最早相手にすらなっていない。
(ご愁傷様やな....サッチ)
余りの必死さに、ちょっと可哀想かなと思っているとグワッとこちらに詰め寄ってきたものだから軽く仰け反れば椅子が倒れないよう支えてくれるマルコがいてこういう優しさやでサッチ...と言いたくなった。
「んじゃ...んじゃァーよ!名無しさんちゃんはどういう野郎が好みな訳よ!この中で!」
「ちょ、サッチ、近い近い」
目の前という目の前に紙面を見せつけられて最早何も見えないでいるとそれとなくマルコが腕を引いてヘルプを出してくれるものだから、こういうさりげない優しさに世の女性は惚れるんやでとサッチにノートを綴ってあげたくなる。
それでも必死に聞いてくるものだから、頭を捻って考えてはみるもののこれという条件が全く持って思いつかない。
「うーん。正直な所タイプって無いんよなぁー」
「うんうん....はぁああ?!ねェーの?!こんなに名無しさんちゃん男がいんのに?」
「語弊だらけや!」
誤解を招く情報を大声で叫ばないで欲しい。...ほら、周りの隊員の人もめっちゃこっち見てるやんか、やめて違うから。
「なー本当にねェの?微塵も?カケラもか?」
「どんだけ必死なんだよい」
「んー、無いんよな本間に(笑)...しいて言えば好きになった人がタイプって感じやな」
「あぁああああ出・た・よ模範回答っ....!!何なんだよお前ェーら、モテる奴らは皆こうなのかっ?」
「いや、サッチもほら...この船の中じゃそのーアレやけど、一般的にみたら多分カッコいい部類やん、きっと、そのーな?」
「下手な慰めはいらねェーんだよ!」
「いや、本当に下手だな名無しさん。もうちょっと上手く誤魔化してやってくれ」
「うるせェーイゾウ!お前だってモテる男側なんだよ、知ってんだぞ俺ァ!」
そう言いながら喚くサッチをビスタが宥めている。何というか、何しにきたんやサッチは...と思いながら見つめるも慰め方が余りに手慣れているので皆の中では日常なのかなと感じてしまった。
「.....何なん、これ」
「名無しさんちゃんにはちょーっと刺激が強ェかな?ほらよこのページ何て
ーバシン
「セクハラだよい」
「ってぇえーな!何すんだよマルコ!」
「お前が何してんだよい!」
「だからさ、俺は名無しさんちゃんにもこんなすげー姉ちゃん達もいんのよ?って話をだなァ」
「そういういらねェ情報を教えんなって言ってんだ!」
「んだよ過保護だなァ〜どうせマルコにも女の好みの一つや二つぐれェーあんだろうによー」
そう言いながら見目麗しい女性達の辛うじて下着をつけた写真集なるものを見せつけるサッチ。それに眉毛一つ動かさず呆れたように息を吐き出すマルコ。サッチが中学生男児のように思えて仕方がないのはうちだけやろうか。
「おれはなーこういうボンッキュッボンな姉ちゃんが好みなんだよ。こうさ?男にはねェ柔らけー包容力っつーのか?」
「......サッチ、......サッチ。鼻の下伸びとう」
「っと悪ィ。でさ、正直な所お前らはどう言う娘が好みなのよ?あっ、名無しさんちゃんはこっちの本から選んでくれよー」
「うわっ....」
そう言って差し出されたのが、いかにもマッチョ大集合!みたいな筋肉隆々とした男性達が乗っている本。....本間どこで買ってきたんサッチ...。
一向に引く気のないニヤニヤした顔のまま皆の回答を待ち続けるサッチに呆れたようにまずはマルコが口を開いた。
「はぁ......ったくよ。んー、そうだなァ...おれはどっちかってーと声の方が大事だよい。体にはそんな興味がねェ」
「おまっ...それはそれで結構えっちだな??」
「どこがだよい!女なんだから別に体の構造何て大差ねェだろうが。それよりもおれは好みの声の方が話しててよっぽど落ち着くよい」
「へぇ〜〜モテる男は言う事が違うねェ〜。んじゃァイゾウとビスタはどの娘がいいのよ」
マルコなら美人系でも可愛い系でもお似合いやなと思っていたので意外な回答に目を丸くしていると渋々と言った様子で2人も答える。
「そうだな...俺はどちらかと言うと所作が美しい女性が良いな。俺自身着物を好んでいるから和服好きな女性だと話も合いそうだ」
「....いや、あのな?俺はこの中で誰がいいのかっつー話を
「俺は笑顔だなァ。俺自身がこういう面だからよ、ちょっとした事で笑ってくれたりニコニコしてくれる娘には優しくしてやりてェなァってなるぜ」
「いやだからよォ!!この中から!選べって言ってんだ!!何だよ声と所作に笑顔って!この本絶対ェいらなかったじゃねェーかっ!」
「勝手に持ち出したのはお前だろい?サッチ。大事な私物はしまっておけよい」
サッチは私物なのだろう本を叩きつつ抗議をするも、次元が違うレベルにいる3人を相手に3対1では最早相手にすらなっていない。
(ご愁傷様やな....サッチ)
余りの必死さに、ちょっと可哀想かなと思っているとグワッとこちらに詰め寄ってきたものだから軽く仰け反れば椅子が倒れないよう支えてくれるマルコがいてこういう優しさやでサッチ...と言いたくなった。
「んじゃ...んじゃァーよ!名無しさんちゃんはどういう野郎が好みな訳よ!この中で!」
「ちょ、サッチ、近い近い」
目の前という目の前に紙面を見せつけられて最早何も見えないでいるとそれとなくマルコが腕を引いてヘルプを出してくれるものだから、こういうさりげない優しさに世の女性は惚れるんやでとサッチにノートを綴ってあげたくなる。
それでも必死に聞いてくるものだから、頭を捻って考えてはみるもののこれという条件が全く持って思いつかない。
「うーん。正直な所タイプって無いんよなぁー」
「うんうん....はぁああ?!ねェーの?!こんなに名無しさんちゃん男がいんのに?」
「語弊だらけや!」
誤解を招く情報を大声で叫ばないで欲しい。...ほら、周りの隊員の人もめっちゃこっち見てるやんか、やめて違うから。
「なー本当にねェの?微塵も?カケラもか?」
「どんだけ必死なんだよい」
「んー、無いんよな本間に(笑)...しいて言えば好きになった人がタイプって感じやな」
「あぁああああ出・た・よ模範回答っ....!!何なんだよお前ェーら、モテる奴らは皆こうなのかっ?」
「いや、サッチもほら...この船の中じゃそのーアレやけど、一般的にみたら多分カッコいい部類やん、きっと、そのーな?」
「下手な慰めはいらねェーんだよ!」
「いや、本当に下手だな名無しさん。もうちょっと上手く誤魔化してやってくれ」
「うるせェーイゾウ!お前だってモテる男側なんだよ、知ってんだぞ俺ァ!」
そう言いながら喚くサッチをビスタが宥めている。何というか、何しにきたんやサッチは...と思いながら見つめるも慰め方が余りに手慣れているので皆の中では日常なのかなと感じてしまった。