エンドライフ②
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
《25.新しい島 》
「名無しさんちゃん、ほら起きて」
「.......ん」
「ふふふっ、まだ寝ぼけているの?そろそろ島に着くわよ」
身体が揺すられている気がして、ゆっくりとだが目を開ける。するとそこに居たのはそれはもう朝から刺激の強いお姉様方達で。一体どう言う事だと考えながら見つめていれば、買い物に行くのだというワードが耳に飛び込んできて、徐々に頭が覚醒していく。
あ。そういえば、先週約束したんやったなと思い出す。彼女達の買い物に護衛代わりについて行く約束をしていたのだ。勿論ちゃんとした戦力の一番隊が今回の護衛役でもあるのだが、女性だけしか入れないお店はどうしても無理があったので唯一戦える女性枠として彼女達に頼み込まれてしまったのだった。
いつもの通り島の危険度や海軍の有無など含め調査隊が入り安全だと決まってから各々陸地に降りて過ごす。今回はどうやら5日間の滞在が必要らしい。
「ごめんごめん、起きたよ。おはよーさん」
「もう〜っせっかくなんだから名無しさんちゃんもおめかしして出掛ければいいのにぃ」
「んー...ははっ、うちはいいや。いつも通りで十分」
「いつでも私達の服を貸してあげるから言ってね??髪の毛もお洒落してあげるわよ」
「や、それは、全力で遠慮する」
気持ちは凄く有難いのだが、何せ彼女達の服装はとにかく露出が凄い。この世界の女性達は何故ああもお腹を出したり胸がはだけたりする服装が多いんやろうか。...恥ずかしくないのかなと思ってしまう。や、とてもとても美しいのだが。
プロポーションが良かったら自信も持てるのだろうなと思いつつ、自分に必要なのは何よりも目標を達成する力だったのでこの問題はもう良しとして。
「おーいお前ェら、15番隊が帰ってきたよい。準備しろ」
「はいよー。ほなお姉さん方も行こっか」
「はぁい。今回はゆっくりと過ごせそうね」
嬉しそうにマルコの元へと走り寄る姿に可愛いなあとほっこりとした。そうなのだ、ここの美人揃いのナース達は見た目は派手だが中身が凄く女性らしくてそれはそれは可愛いのだ。
よく恋バナだったり美味しいスイーツの話にお呼ばれするので、しばらく女っ気のなかった周囲が華やいだようにも感じるレベル。女の子は可愛いなーなんて思いながら彼女達の後ろを歩いていると、ふいにマルコが隣に並んできた。
「おはよーさん名無しさん、よく眠れたか」
「マルコおはよーさん。お陰様でぐっすりやわ」
「久々の島だってェのに、お前ェはあいつら見てェにめかしこまなくて大丈夫だったのかい?」
「ん?あぁ、ナース達な。可愛いよな〜こう見るとさ」
「おいおいお前ェもまだ年頃の女じゃねェのかよい。まるでおれと同じ側じゃねェか(笑)」
「ははっ、まぁーな」
比較的安全な島なのだから、もっと気楽に楽しめよいと言われてしまったが十分気楽に楽しんでいる。確かにこの世界に来る前と比べたら、お洒落は最低限のそれで十分だった。メイクは元々ナチュラルではあるがコスメやらは見るだけでも楽しいので、ガッツリメイクする用に買うというより楽しむの方が今は強い。
「女だったらキラキラしたもん山程買い漁ったり服を抱えきれねェ程買い込むもんじゃねェのかよい」
「人によるんちゃうかな。アクセサリー見るのは結構好きやけどそれも偶然縁があったらって感じやし」
「へェー、そういうもんかねェ。まァお前の場合ガッツリメイクとかしなくても十分だけどよい、たまにはあーいうのも名無しさんには似合いそうだけどなァ」
そう言って顎でクイッと示された方向を見るといかにも可愛い女性が履いてそうなスカートで。え、まさかアレのことか?と思いながら恐る恐るマルコを見上げればどうしたんだという顔でこちらを見ていた。
「あのな、マルコ」
「何だよい」
「スカートってスースーすんねんで。恥ずかしいし、何よりスースーすんねんで!マルコは...知らへんのかも知れんけどな!」
「おれが知ってたら逆にビックリすんだろいっ!」
「....それは、確かに」
マルコがスカート、と想像してしまい一人耐えきれずに笑えばコツンとおでこを叩かれる。
「で、どうすんだ。お前は今日一応ナースの護衛という名目だが何かあってもおれ達がいるし危ねェ場所以外なら自由に買い物でも行ってこいよい」
「せやなぁ。ほな、お姉さん達が女性専門店入る時なったら呼んで貰うとかは大丈夫?電伝虫は一応持ってきたんよ」
「それでいいよい。大体どこらへんにいる予定だ?」
「結構栄えとうしここの商店街ぐるーっとしよっかなって。本屋さんか甘いもん食べられる所もあればそこやな」
「了解。んじゃ名無しさんなら大丈夫だとは思うが気をつけて行けよい」
兵の2-3人連れていくかと言われたがいざという時は能力使って逃げた方が確実なので遠慮をしておいた。相変わらず過保護である。
「名無しさんちゃん、ほら起きて」
「.......ん」
「ふふふっ、まだ寝ぼけているの?そろそろ島に着くわよ」
身体が揺すられている気がして、ゆっくりとだが目を開ける。するとそこに居たのはそれはもう朝から刺激の強いお姉様方達で。一体どう言う事だと考えながら見つめていれば、買い物に行くのだというワードが耳に飛び込んできて、徐々に頭が覚醒していく。
あ。そういえば、先週約束したんやったなと思い出す。彼女達の買い物に護衛代わりについて行く約束をしていたのだ。勿論ちゃんとした戦力の一番隊が今回の護衛役でもあるのだが、女性だけしか入れないお店はどうしても無理があったので唯一戦える女性枠として彼女達に頼み込まれてしまったのだった。
いつもの通り島の危険度や海軍の有無など含め調査隊が入り安全だと決まってから各々陸地に降りて過ごす。今回はどうやら5日間の滞在が必要らしい。
「ごめんごめん、起きたよ。おはよーさん」
「もう〜っせっかくなんだから名無しさんちゃんもおめかしして出掛ければいいのにぃ」
「んー...ははっ、うちはいいや。いつも通りで十分」
「いつでも私達の服を貸してあげるから言ってね??髪の毛もお洒落してあげるわよ」
「や、それは、全力で遠慮する」
気持ちは凄く有難いのだが、何せ彼女達の服装はとにかく露出が凄い。この世界の女性達は何故ああもお腹を出したり胸がはだけたりする服装が多いんやろうか。...恥ずかしくないのかなと思ってしまう。や、とてもとても美しいのだが。
プロポーションが良かったら自信も持てるのだろうなと思いつつ、自分に必要なのは何よりも目標を達成する力だったのでこの問題はもう良しとして。
「おーいお前ェら、15番隊が帰ってきたよい。準備しろ」
「はいよー。ほなお姉さん方も行こっか」
「はぁい。今回はゆっくりと過ごせそうね」
嬉しそうにマルコの元へと走り寄る姿に可愛いなあとほっこりとした。そうなのだ、ここの美人揃いのナース達は見た目は派手だが中身が凄く女性らしくてそれはそれは可愛いのだ。
よく恋バナだったり美味しいスイーツの話にお呼ばれするので、しばらく女っ気のなかった周囲が華やいだようにも感じるレベル。女の子は可愛いなーなんて思いながら彼女達の後ろを歩いていると、ふいにマルコが隣に並んできた。
「おはよーさん名無しさん、よく眠れたか」
「マルコおはよーさん。お陰様でぐっすりやわ」
「久々の島だってェのに、お前ェはあいつら見てェにめかしこまなくて大丈夫だったのかい?」
「ん?あぁ、ナース達な。可愛いよな〜こう見るとさ」
「おいおいお前ェもまだ年頃の女じゃねェのかよい。まるでおれと同じ側じゃねェか(笑)」
「ははっ、まぁーな」
比較的安全な島なのだから、もっと気楽に楽しめよいと言われてしまったが十分気楽に楽しんでいる。確かにこの世界に来る前と比べたら、お洒落は最低限のそれで十分だった。メイクは元々ナチュラルではあるがコスメやらは見るだけでも楽しいので、ガッツリメイクする用に買うというより楽しむの方が今は強い。
「女だったらキラキラしたもん山程買い漁ったり服を抱えきれねェ程買い込むもんじゃねェのかよい」
「人によるんちゃうかな。アクセサリー見るのは結構好きやけどそれも偶然縁があったらって感じやし」
「へェー、そういうもんかねェ。まァお前の場合ガッツリメイクとかしなくても十分だけどよい、たまにはあーいうのも名無しさんには似合いそうだけどなァ」
そう言って顎でクイッと示された方向を見るといかにも可愛い女性が履いてそうなスカートで。え、まさかアレのことか?と思いながら恐る恐るマルコを見上げればどうしたんだという顔でこちらを見ていた。
「あのな、マルコ」
「何だよい」
「スカートってスースーすんねんで。恥ずかしいし、何よりスースーすんねんで!マルコは...知らへんのかも知れんけどな!」
「おれが知ってたら逆にビックリすんだろいっ!」
「....それは、確かに」
マルコがスカート、と想像してしまい一人耐えきれずに笑えばコツンとおでこを叩かれる。
「で、どうすんだ。お前は今日一応ナースの護衛という名目だが何かあってもおれ達がいるし危ねェ場所以外なら自由に買い物でも行ってこいよい」
「せやなぁ。ほな、お姉さん達が女性専門店入る時なったら呼んで貰うとかは大丈夫?電伝虫は一応持ってきたんよ」
「それでいいよい。大体どこらへんにいる予定だ?」
「結構栄えとうしここの商店街ぐるーっとしよっかなって。本屋さんか甘いもん食べられる所もあればそこやな」
「了解。んじゃ名無しさんなら大丈夫だとは思うが気をつけて行けよい」
兵の2-3人連れていくかと言われたがいざという時は能力使って逃げた方が確実なので遠慮をしておいた。相変わらず過保護である。