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◆2日目

■2日目
//以降、ルールブックの演出を一部スキップします。

「おはようございます」
 夢の中で聞いた、懐かしい声と共に目覚めた。

 報告の為に訪れた燈火教会を離れて、次はどこへ行くかを考える。遠くそびえ立つ要塞の壁を見ながらあそこへ戻るのだけはよそうと思った。この篝火を手に入れた日の事からまだ気持ちの整理が追いついていない。帰郷にはまだ早すぎたのだ。
 今しばらくは他の土地を渡り歩いて……もう少し気持ちが落ち着いてから再び訪れるのはいいかもしれない。この世界と少しづつ、一歩ずつでも向き合っていかなければ。

▼EPISODE『帰郷への抵抗』
//以後数日間、旅先判定で「ペンタゴラム」が出た場合はリロールを行います。

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①旅先を決める:(2D6) > 5[3,2]
//言ったそばからお手本のように出す人。
リロール:(2D6) > 4[3,1]

4 :水上機械都市 テト
今や誰も乗らない水上機関車。
都市をぐるりと囲うように設計された線路の上に立つのは、白いカモメ程度だろうか。
機械技術が栄えた場所だったと聞いたが、研究者は眠りについたまま動かない。
「眠りながら何かを話しているようだ」と、とある旅人が怯えていたが、研究者たちは未だ何か議論しているのだろうか。

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 水に浸かった線路の上を渡り歩いて、無人の駅から都市の中へと降り立った。こんな時勢でなければさぞや賑やかであっただろう駅前通りも今や永久の眠りの中だ。かろうじて稼働したままの看板が所々で点滅している。
 教会にいた旅人の噂では眠りながら議論する研究者たちがいるなどと言われていたが、本当にそんな事はあるのだろうか。この世を支配している“眠り”にも寝言があるというのならぜひ一度聞いてみたいものだ。
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