SHORT
・兄さん・
ルイージ「……マリオ」
マリオ「…………」
ルイージ「……ねぇ」
マリオ「…………」
ルイージ「……マリオ」
マリオ「…………」
ルイージ「……聞こえてないのかボケ」
マリオ「痛い!
やめて!広辞苑で頭殴るのやめて!」
ルイージ「……ハードカバー表紙の植物図鑑の角で殴られなかっただけありがたいと思いなよ」
マリオ「……ルイージ君、言わなくても君なら十分わかってると思うが本は武器じゃないぞ……」
ルイージ「……お前がいつまでもシカトするから悪いんだ」
マリオ「一言『兄さん』って言ってくれたらすぐ振り向いたのに……」
ルイージ「い や だ」
マリオ「そんなハッキリ言わなくても……」
ルイージ「絶 対 い や だ」
マリオ「たまには『兄さん』って呼んでくれたっていいじゃない……」
ルイージ「『兄さん』……兄を敬い親しみを込めて呼ぶ言葉……
……僕マリオのこと敬ってないし」
ピット「『【敬う】
相手を尊い人として礼を尽くす、慎んだ態度で接する』……
なるほど確かに敬ってはないですよね」
マリオ「1ミリくらい敬ってくれてもいいじゃん……」
ルイージ「0.1ミクロンたりとも嫌だ」
リンク「リュカも双子の弟だったけど……兄さんとは呼んでなかったよね」
リュカ「うん、『クラウス』って呼び捨て」
マリオ「双子の兄は兄さんとは呼んでもらえない運命なのか……」
リンク「そんなことないと思うけど……」
ルイージ「(……簡単に呼べるわけないじゃん……)」
ホントはちょっぴり恥ずかしくて呼べないだけなんだ……
ーーーENDーーー
ルイージ「……マリオ」
マリオ「…………」
ルイージ「……ねぇ」
マリオ「…………」
ルイージ「……マリオ」
マリオ「…………」
ルイージ「……聞こえてないのかボケ」
マリオ「痛い!
やめて!広辞苑で頭殴るのやめて!」
ルイージ「……ハードカバー表紙の植物図鑑の角で殴られなかっただけありがたいと思いなよ」
マリオ「……ルイージ君、言わなくても君なら十分わかってると思うが本は武器じゃないぞ……」
ルイージ「……お前がいつまでもシカトするから悪いんだ」
マリオ「一言『兄さん』って言ってくれたらすぐ振り向いたのに……」
ルイージ「い や だ」
マリオ「そんなハッキリ言わなくても……」
ルイージ「絶 対 い や だ」
マリオ「たまには『兄さん』って呼んでくれたっていいじゃない……」
ルイージ「『兄さん』……兄を敬い親しみを込めて呼ぶ言葉……
……僕マリオのこと敬ってないし」
ピット「『【敬う】
相手を尊い人として礼を尽くす、慎んだ態度で接する』……
なるほど確かに敬ってはないですよね」
マリオ「1ミリくらい敬ってくれてもいいじゃん……」
ルイージ「0.1ミクロンたりとも嫌だ」
リンク「リュカも双子の弟だったけど……兄さんとは呼んでなかったよね」
リュカ「うん、『クラウス』って呼び捨て」
マリオ「双子の兄は兄さんとは呼んでもらえない運命なのか……」
リンク「そんなことないと思うけど……」
ルイージ「(……簡単に呼べるわけないじゃん……)」
ホントはちょっぴり恥ずかしくて呼べないだけなんだ……
ーーーENDーーー