SHORT

・早起き・


AM 5:00


ウルフ「…………」

目が覚めて時計をチラ見


ウルフ「(あれ、この時計壊れてんのか?)」


スマホ見てみる


ウルフ「(あれ……合ってる)」


ベッドから起き上がってカーテンを開けてみる

そこは薄暗い明け方の世界でした


ウルフ「この俺がこんな早くに目覚めるなんて……
何だ、何があった?天変地異でも起こるのか?」


1日の4分の3くらいを寝て過ごすウルフ

とりあえず二度寝しようとベッドに潜り込むが寝付けない


ウルフ「(……いかん、完全に目が冴えてる……)」


とりあえずテレビつけてみる


ウルフ「(やっぱニュースしかやってねぇ……)」


寝れないしつまらないしついでに小腹まで空いて仕方ないので部屋の外に出てみる


ウルフ「(ん……いい匂いだ)」

一応狼なので遠くからでも匂いがわかるご様子


ウルフ「味噌汁と焼き鮭の匂いだな……」


匂いに誘われキッチンへGO



ウルフ「おう……早いなリンク」

リンク「!!!??? なっ……ウルフさん!?」

ウルフ「そんな驚かなくてもいいだろ」

リンク「驚きますよっ!
1日の大半は寝てる上に一度寝付いたらハリセンで頭スパーンってしても起きないあなたがこんな早く起きるなんて……
天地がひっくり返るんじゃ……」

ウルフ「失礼だなオイ……
まぁ俺も思わず天変地異起こるかも……とか思ったが」

リンク「あああ空から何が降ってくるんだろう……
チュチュ?ライクライク?それともスタルチュラ……?」

ウルフ「何も降らねーよ」

リンク「でもみんな起きてきてウルフさんいるの見たら……みんな自分の目を疑うと思いますよ
『幻が見える』って眼科行っちゃいますよ」

ウルフ「なにその俺が悪いみたいな言い方?
つーかお前そんな毒舌だったっけ」

リンク「ウォッチさんやピカチュウほどじゃないですけど……」


まぁ確かに彼らならもっと酷いこと言いそうである


ウルフ「あぁそうだ、小腹が空いてこっちに来たんだった……何かあるか?」

リンク「ベーコンエッグでよければ」

ウルフ「ああ、良いな……頼む」

リンク「その代わり朝食の支度、手伝ってくださいね。
6時までピット君もルイージさんも起きてこないから……」

ウルフ「え」

リンク「お願いしますね」

ウルフ「……………」



実は家事とか凄い苦手かつ面倒臭がりなウルフ


ウルフ「(部屋にいればよかったか……)」


ちょっと後悔したのであった


ウルフ「(でもベーコンエッグは美味い……)」



ーーーENDーーー
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