波乱万丈

蒼森のターン。牡丹の銃士 トゥーレにライド。トゥーレのスキルでCB1(レンゲのダメージから)とプラント・トークンを1枚退却させ、山札から「紅団扇の銃士 ガストーネ」と「牡丹の銃士 マルティナ」をコール。マルティナとガストーネはそれぞれののスキルで自身を強化。左右前列ユニットは18000、マルティナに至ってはクリティカル2。最小限の消費での展開……春秋、この程度の相手・・・・・・・にビビんなよ?

「………………」

「この程度の展開は朝飯前ですの。所詮は三流ファイター同士の連携なぞ恐れるに足らず!無駄な足掻きはせず、わたくしの美しい花達の養分になれば宜しくてよ!」
手札:6枚 ソウル:2枚
山札:38枚

「ごちゃごちゃうるせぇよ、栂芽の腰巾着のくせに」

「なっ!?」

「貴様、今ヒスイ様を侮辱したかッ!?」

「んなつもりはねぇよ。ただ、三流だのエリートだの、くっだらねぇ色眼鏡でしか見れねぇアンタ等がムカつくだけだ」

「何ですってッ?」

「つーか展開終わったんならさっさとしろよ。エリート様は遅延行為で勝ちに行くのか?」

「黙りなさいこの無礼者!」

「貴様ァ!ヒワ様になんたる無礼を!」

「おい審判!アイツを退場させろよ!」

「寧ろヴァンガード界隈から永久追放しなさいよ!!!」

おーおー、ちょーっと突付いただけで騒ぐとか蜂の巣かよ。クソダセェな。

≪つ、栗花落選手!不必要な相手への煽り行為はお控えください!!≫

≪煽り合いダメ、絶対ッ!!≫

「ハッ!俺がダメならゴーストや法月ってファイターも追放モンだろうが!俺よりもアイツ等の方が悪質だろ!?それともテメー等全員で俺とルイン達にファイト挑むか?まとめてぶっ飛ばしてやんよ!!」

「ちょっ、栗花落さん!流石に言い過―」


≪永蓮翠華のみんな。俺を尊敬してくれるのは心から嬉しいけど、対戦相手を貶す真似はいけないよ?ファイトの進行を妨げるのは、観客にも対戦相手にも失礼だからね≫

≪と、栂芽さん!?≫

≪アイエエエエ!!ナンデ!!ナンデイラッシャル!!?≫


何時の間にかアイツが解説席にいる……気色悪い笑みを浮かべながら、聞き分けの悪い子供に言い聞かせるように緑山達を宥める。憧れの相手に言われたからか、永蓮翠華のブーイングは止まった。まあ、俺が売った喧嘩だからそれ以上は言わねぇけど。

「流石ヒスイ様ですわ!あんな三流ファイターの無礼を水に流すなんて、なんと懐の広い御方!」

「当然であろうヒワ。ヒスイ様こそ、ヴァンガードの頂点に相応しいのだ」



「ッ……(何が懐の広い御方だよ。ヒイロが、ヒイロの弟が、本当に助けて欲しい時に助けられなかった大馬鹿野郎の間違いだろうが!!!)」

春秋の奴、頭に血ぃ上ってやがんな?分かり易い。
……うっし、フォローしとくか。俺の私怨に巻き込んだようなもんだし。

「春秋」

「ッ…!」

「落ち着けよ。まだファイトは序盤だぜ?守りは俺に任せて、お前は自分のファイトをしろ」

「あっ……ハイッ!!」

「(ああヒスイ様、わたくしに期待してくれているのですね。想天の令嬢は既に過去の人。クラージュ・メディックなんてじゃじゃ馬は、ヒスイ様の眼中にないのですわ!!)」



『ぶえっくしょい!!』

「詠導、風邪かー?」

『いや多分……対戦相手があたしのことをディスっていたからだと思います!』

「いぃやピンポイントすぎねぇ?アハハハハハ!!」

「綴木君……」

「……泡盛ヒガミ、でしたっけ?アイツ潰してきます」

「ステイだ馬鹿名倉。そして蒼森ヒワだ」

「落ち着いてイズモ君!目が、目がガンギマッてる!!」


本当に賑やかな後輩達だなぁ……まあ、ルインとリッカに比べればまだ可愛い方か。

「ガストーネを後列に移動、パンジーの銃士 シルヴィアをコール!スキルでプラント・トークンをコール!プラント・トークンのブースト、トゥーレでアタック!」
手札:5枚 パワー:15000

「水龍の女神 トヨタマヒメでガード!スキルでこのターン中、Vのパワー+10000!」
手札:5枚 シールド:33000
Vのパワー:18000

早速ルインの教えをちゃんと生かしているな。偉い偉い。

ドライブチェックで引いたのは「リコリスの銃士 サウル」。ってことは、切り札はアイツか?エリート名乗るのは伊達じゃねぇのかもな……まあ、それすらもぶっ潰させてもらうぜ。

「ガストーネのブースト、シルヴィアでアタック!」
手札:6枚 山札:37枚
パワー:28000

「ノーガード……40枚」
ダメージチェック:オラクルガーディアン ジェミニ 合計ダメージ:2
山札:40枚

「(40枚?一体何の話ですの…?)マルティナでアタック!」
パワー:18000 ☆2

「アドミニストレート・エンジェルでガード!」
手札:4枚 シールド:23000

「(ツクヨミのデッキにそんなカードを入れるとは……矢張り三流は三流ですわね。)ターンエンドですわ!」
手札:6枚 山札:37枚



「(ヒサメも随分大胆なことをするね。さて……あんまり失望させないでくれよ、永蓮翠華のみんな。本当に君達は優秀だ。)」


俺の為に動いてくれる可愛い部下都合のいいにんぎょうとして。



ギンジ視点

相手は銃士軸のネオネクタール。確か「銃士」と名のつくユニット達との連携で相手を圧倒する戦術が得意なんだよな?

昨日ファイトした二輪草の花飾りの狐面のアイツと同じ。けど……アイツに比べれば、大したことねぇ!

「俺のターン!三日月の女神のスキル、ライドフェイズ開始時、山札の上から5枚見て、1枚を手札に加え、残りは山札の下へ望む順に置き、手札を1枚捨てる。捨てたカードが「半月の女神 ツクヨミ」なら、ノーマルライドを放棄する代わりにスタンドでライドする!半月の女神 ツクヨミにスペリオルライド!」
手札:6枚 ソウル:2枚
山札:38枚(戻した数:4枚) ドロップ:2枚(トリガー1枚)

≪春秋選手!手札を増やしつつ山札を操作しただけでなく、ドロップからのスペリオルライド!半月の女神の招来、なんと麗しいのでしょうか!≫

≪一拍子ちゃん可愛い!デカくても可愛い!!≫

「(モフモフ仮面の実況、絶対個人的感情入っているよな…)レクタングル・メイガスをコール!スキルでCB1とSB1、山札の上から2枚見て、望む順に上に置いて1枚ドロー!」
手札:6枚 ソウル:1枚
裏にしたカード:ジェミニ SBしたカード:一拍子
山札:37枚 ドロップ:3枚(トリガー1枚)

「洋風の天使やカタカナ表記の占星術師、美しさや風流の欠片もないデッキですこと!」

アイツ、あんだけ親玉に言われたのに学習能力ねぇのか?まあ、そんなんだから騙されているのに気づかねぇんだろうな。


栂芽ヒスイはな、端からテメー等なんて眼中にねぇんだよ。


「(お言葉に甘えて……守りは任せます、栗花落さんッ!!)バトルシスター ぱねとーね、サエをコール!ぱねとーねのスキル、自身をソウルに置き、山札の上から2枚見て、1枚を山札の上、1枚を山札の下に置き、次のトリガー効果のパワー増加を+10000!セイピアント・エンジェルをコール!山札の上から3枚見て、望む順に上に置く…サエのブースト、半月でアタック!半月のスキル、Vにアタックした時、ソウルに三日月の女神がいるなら、自身のパワー+3000!」
手札:3枚 ソウル:2枚
山札:36枚(戻した数:5枚)
パワー:20000

「(ドライブチェックでトリガーが出来るのは確定……キッチリ守らせてもらいますわ。)清心の花乙女 フィオレンサでガード!そのスキルで、Vのパワー+10000!更に鈴蘭の銃士 レベッカでガードですわ!」
手札:4枚 シールド:45000
Vのパワー:20000

「ドライブチェック、ゲット!クリティカルトリガー!効果は全てセイピアントに!レクタングルのスキル、ドライブチェックでトリガーユニットが出たなら、自身のパワー+5000!レクタングルでシルヴィアにアタック!」
手札:4枚 ドライブチェック:神剣 クサナギ(☆トリガー兼守護者)
セイピアントのパワー:29000 ☆2
レクタングルのパワー:14000
山札:35枚(戻した数:5枚)

「ノーガードです!」
ドロップ:3枚(トリガー1枚)

「セイピアントでVにアタック!」
パワー:29000 ☆2


「(ヒワ!次の俺のターンのコストとして、このアタックは受けてくれ!)」

「泥臭く足掻いてて下さいな!ガストーネでガードです!」
手札:3枚 シールド:30000

はっ?ガード?次の相手のことを考えるなら、ここは受けた方がいいだろッ!訳わかんねぇ……俺はこれでターンエンド。35枚……守るぞ、ツクヨミ!
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