メルティクルーシブル

ダブルトリガーに面食らったゴースト。
彼のダメージゾーンにはファントム・ブラスターとベンデが置かれ、続くレミエルのアタックもノーガード。4枚目のダメージで暗黒の騎士 マクリールが置かれ、トリガー効果で1枚引き、手札は6枚になる。


「(3枚目のダメージで出ていれば、デスフェザーで守れたのに……!)」
ダメージ:4 ダメージチェック:ファントム、ベンデ、暗黒の盾 マクリール(引トリガー兼守護者)
山札:30枚

「ターンエンド!ターン終了時、バインドゾーンのイオフィエルをドロップゾーンに置き、ダメージゾーンから1枚手札に加える……ピンキー・デンチュリストを手札に!』
手札:9枚 ダメージ:4→3
ダメージゾーン:スケーリング、スケーリング、フェザーパレス
山札:31枚 ドロップ:4枚

「ダメージが…逆転した…だと!?」

ミクのターンが終わった後、観客席からは「記憶喪失なんて気にならない位凄い!」や「やっぱネットの情報って当てになんないよねー!」と彼女を擁護する声、「あんだけイキってて劣勢とか笑えるw」や「態度悪い奴に女神様は微笑まないんだよ!」とゴーストへのヤジが飛ぶ。
尚、ヤジの方はモフモフ仮面とエクリプスが注意勧告したので収まった。

≪攻守交代!エンジェルフェザーのスキルを活用し、意趣返しとばかりにグレード3に乗った詠導選手!ダメージも3対4、手札はプロテクトを含め9枚と潤沢です!≫

≪その内の3枚はシールド15000が2枚と20000が1枚、更にインターセプトが可能なラグエルもいます。次のゴースト選手の攻撃を凌ぐには申し分ない守りですね≫

「巫山戯んな、人生イージーモードのガキに負けられるかよ!ドロー!(相手の手札にはプロテクト、決め切れねぇのは目に見えている。ならここはコイツで……)更なる闇を得た黒竜よ!悪意を喰らい、更なる悪意で全てを蹴散らせ!ガスト・ブラスター・ドラゴンにライド!イマジナリーギフト・フォースⅠを右前列に!オニキスダスト・ドラゴンをコール!ディラエルトは退却。ガスト・ブラスター・ドラゴンのスキル発動!自分のRが退却した時、ソウルに「ブラスター」を含むグレード3があるなら、自身のクリティカル+1!オニキスダストのスキル、登場時Rに「ブラスター・ダーク」がいないならCB1とSB1、山札からブラスター・ダークを1枚まで探しRにコール!ブラスター・ダークのスキルで登場時CB1、ラグエルを退却だ!」
手札:5枚 ソウル:3枚
ダークのパワー:20000(フォースⅠ込み)
裏にしたカード:ブランウェン、ファントム SBしたカード:グリーテ
ガスト・ブラスターの☆:2
山札:28枚 ドロップ:6枚

『(インターセプトを潰された…!)』
ドロップ:5枚

「ネヴァンのスキル、山札からグリーテをコール!上書きコールされたネヴァンは退却、ガスト・ブラスターのクリティカル+1!ブランウェンのスキル、自分のターン中、ドロップにグレード1が3枚以上なら、自身のパワー+5000!ブランウェンを後列に移動、ダンプフッドをコール!ダンプフッドのスキル、「ブラスター」を含むVがいるなら、常にパワー+5000!」
手札:4枚
ダンプフッドのパワー:10000
ブランウェンのパワー:13000
ガスト・ブラスターの☆:3
山札:27枚 ドロップ:7枚

『(左はパワー23000、Vは28000、オニキスダストとダークの位置を交換し、オニキスダストは自身のスキルで「ブースト」を得て33000……防いでみせる!!)』

「ブランウェンのブースト、ダンプフッドでVにアタック!」
パワー:23000

『っ…ノーガード!』
ダメージ:4 ダメージチェック:ベリフルメッズ
山札:30枚

「グリーテのブースト、ガスト・ブラスター・ドラゴンでVにアタック!スキル発動!アタック時CB1とRを2枚退却させて1枚ドローし、相手は自分のRを1枚退却させる!そしてガスト・ブラスターのパワー+10000!ブランウェンとダンプフッドを退却!グリーテのスキル、バトルフェイズ中に自分のRが退却した時、パワー+5000!グリーテのパワー+10000!更にガスト・ブラスターのクリティカル+2!」
手札:5枚 裏にしたカード:ベンデ
ガスト・ブラスターのパワー:33000 ☆5
グリーテのパワー:15000
山札:26枚 ドロップ:9枚

≪仲間の犠牲を払い、力を得たガスト・ブラスター!パワー48000もさることながら、そのクリティカルは何と5!ベリフルメッズを退却させた詠導選手、これは何としても防がなければ負けてしまうぞぉぉぉ!!!≫

≪御安心下さい!詠導選手にはプロテクトがあるので防ぎ切って次に―≫

『ガード!!サニースマイル、クリティカルヒット、ピンキー、ミリオンレイ!ミリオンレイのスキル、自身のシールド+5000!』
手札:5枚 シールド:72000

≪な、ななな何と、プロテクトではなく手札4枚も使ってのガード!しかしその内3枚はトリガー!ダブルトリガーでも届かないシールド値だぁぁ!≫

「(クソッ!ここでプロテクト使えば、グリーテのスキルで―)」



『グリーテのスキルで、あたしに1ダメージ与えられたってか?』

「なッ、お前、何でそれを…!!?」

『ブランウェンのスキルを有効にさせるにしても、上書きコール前のドロップにはベンデ、ディラエルト、そしてオニキスダストのスキルでSBしたグリーテの3枚。条件は達成されていたから上書きコールの目的はコレじゃない。なら答えは簡単。あんたの目的は、あたしが完全ガードしなきゃいけない状況を作る為。極め付けはグリーテのスキル。ブラスターを含むVをブーストしたバトル終了時、相手が守護者センチネルを出しているなら、CB1で相手のVに1ダメージ……だっけ?あんたが狙っていたのソレだよな』

「ぐっ、ぐぎぎぎっ……ま、まだだ!ツインドライブ!!」

厚家羅漢と推察を披露するミク。それを聞いたゴーストは自分の頭の中を覗き込まれたような不快感を露わにする。ツインドライブで引いたのはアビス・ヒーラーと忘我の騎士 ケイラウト。ダメージを1枚回復し、パワーは勿論ブラスター・ダークに与える。ここでクリティカルトリガーが出ていても、プロテクトで防がれるのは目に見えていた。ミクはダークのアタックをノーガード。トリガーは出なかった。
ゴーストの手札は7枚、インターセプトも可能。悔しそうな顔をしつつターンエンドを宣言。だが彼は北叟笑んでいた。何故なら……


「(まさかここまで読まれているとは想定外だ……だが、俺の勝ちは変わらない。俺の手札には、最初のターンから温存していたマクリール完全ガードがある。幾らパワーを上げようと、何方か1回は完全に防げる!インターセプトも可能、ケイラウトもいるこの俺が、没落令嬢なんかに負ける筈がねぇんだよッ!!)」
手札:7枚
ダメージ:4→3 回復したカード:ブランウェン
山札:24枚 ドロップ:10枚

『……さっきあんたのリーダーが言っていたよな?相手に敬意を払えない奴に、カードは応えてくれないって』
ダメージ:5 ダメージチェック:起動病棟 フェザーパレス
山札:29枚 ドロップ:9枚

「ああっ?俺の攻撃を凌げたからって調子に乗ってんじゃねぇぞ!天から無様に転げ墜ちた想天の令嬢の分際で偉そうに―」





『イメージしろ。惑星クレイにいる自分の姿を』

「はっ?」

ミクの呟きに惚けた声を上げるゴースト。彼女の顔を見た瞬間目を見開く。彼女の異なる色の瞳ヘテロクロミアは、虹色のホログラムが神秘的な輝きを放っている。
気が付くとゴーストは見知らぬ場所にいた。雲一つない青空には、地球によく似た惑星と月が微かに見える。不意にゴーストは自分の手を見た。そこに映ったのは、鋭い黄金色の爪と篭手のような防具を装備している巨大な紫色の手。それは人の手ではなく、自分が好んで使っている「黒竜」の手だった。

「えっ……な、なんで…ま、まさかココは…惑星、クレイ?」

『あたしのターン!!ライドフェイズ開始時、レミエルのスキル発動!あたしのダメージが4枚以上なら、山札の上から1枚をダメージゾーンに表で置いてよい。置いたらダメージゾーンから1枚選び手札に加える!ベリフルメッズを手札に!Rにいるなら自身をソウルに置く!奇跡に繋ぐは、真紅の翼!真紅の奇跡クリムゾン・インパクト メタトロンにライド!イマジナリーギフト・プロテクトⅠ!』
手札:7枚 ソウル:4枚
山札から置いたカード:ミリオンレイ
山札:27枚
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