悪女退治は突然に
綴木先輩にストーカーするやっべぇ女こと枸幹アカネを退治すべく、あたしはファイトをすることに。
はぁぁ……今日はエンジェルフェザーも収録されたブースターパックの発売日だからカードショップ寄る予定だったのに。
「ごめんなさい、詠導さん……転校したてのあなたを巻き込んでしまって。」
『各務原先輩、気にしないで下さい!寧ろ腕が鳴りますんで!』
「ふん!想天の令嬢だがなんだか知らないけど、ヘタレ女に頼られているアンタなんかに私は負けないのよ!」
貴様の濃厚な敗北フラグが1本立ちました、ありがとうございます。頼られて何が悪い!信頼されている証じゃい!
「ほーむ、ほむほむ〜!」
訳:出た、敗北フラグ〜! ヘ(゚∀゚ヘ)ゲラゲラ
「ほ、ホムちゃん……。」
「うるっさいわね!公式大会にも出られないポンコツの癖に生意気なのよ!!」
「ほむぅ?」
訳:やんのかコラ、おぉ゙ん? (╬⊙_☉)
ホムちゃんどうどう。喧嘩は先に出した方が負けだぞ?さて、いっちょ悪女退治といきますか!
「『スタンドアップ・ヴァンガード!!』」
あたしと枸幹アカネのカードが捲られる。あたしはペヌエル、枸幹は……デビル・イン・シャドー。今回はダークイレギュラーズか。
皆で勝とう……あたしの大切な片翼達。
「エンジェルフェザー?そんな雑魚デッキで私に勝とうなんて笑える〜!」
『……。(こーゆー煽りは無視しよう。ウゼェし。)あたしのターン。尖針の守護天使 イオフィエルにライド。ペヌエルのスキルで1枚ドロー。ターンエンド。』
手札:6枚
「私のターン!ウォーライク・ポイゾナーにライド!シャドーのスキルで1枚ドロー、クイックシールドを得る!ヴァリアンツ・キラーテイル、純愛のサキュバスをコール!純愛のサキュバスのスキル、山札の上から5枚見て、その中にグレード3があれば手札に加える!……チッ、グレード3が無いから山札をシャッフル。キラーテイルのブースト、ポイゾナーでVにアタック!」
パワー:15000 ソウル:1枚
手札:5枚
『(シールドを持たない代わりにパワー9000のユニット……VでもRにいても厄介そうだな。)ノーガード。』
「ドライブチェック、ゲット!クリティカルトリガー!パワーは純愛のサキュバス、クリティカルはポイゾナーよ!」
ドライブチェック:独眼のサキュバス(☆ トリガー兼守護者 )
手札:6枚
『ダメージチェック……2枚共トリガー無し。』
ダメージ:2 ダメージゾーン:神託の守護天使 レミエル、聖火の守護天使 サリエル
「純愛のサキュバスでアタック!」
パワー:18000
『ダメージチェック……ゲット、ドロートリガー!パワーはVに、1枚ドロー!』
手札:7枚 ダメージチェック:恋の守護者 ノキエル(引 トリガー兼守護者 )
ダメージゾーン:レミエル、サリエル、ノキエル
「ターンエンド。ていうかそんなにダメージ受けて大丈夫なわけ〜?もしかしてもう負ける準備してくれているの?アハハハ!!」
ヴァンガードが無かったらグーパンしていたかもあたし……。各務原先輩と綴木先輩は心配そうにあたしを見ている。
ホムちゃんは枸幹アカネをゴミを見るような目で蔑み、プラカードには「コイツマジかよ……。 ε-( ̄ヘ ̄)┌ ダミダコリャ…」と記されている。
ホムちゃんはあたしの狙いに気付いているようだ。
『あたしのターン。聖火の守護天使 サリエルにライド!ライドされたイオフィエルのスキル!手札のスケーリング・エンジェルとダメージゾーンのレミエルを入れ替える!次にサリエルのスキル、登場時CB 1とSB 1、山札からノーマルユニットを1枚ダメージゾーンに置き、ダメージ1枚回復!』
手札:7枚 SBしたカード:イオフィエル
ドロップしたカード:スケーリング 山札から置いたカード:ハイジーニスト
ダメージゾーン:サリエル、ノキエル、ハイジーニスト
「はあっ!?いきなりグレード3を手札に加えるなんてインチキじゃないの!」
『インチキじゃなくてユニットのスキルですが何か?ハイジーニスト・エンジェル、イオフィエルをコール!イオフィエルのスキル、手札から登場時CB1と自身をバインド、山札の上から1枚をダメージゾーンに置く!』
手札:5枚 ダメージ:4
裏にしたカード:サリエル 山札の上から置いたカード:天罰の守護天使 ラグエル
ダメージゾーン:サリエル、ノキエル、ハイジーニスト、ラグエル
「詠導さんのダメージが増えちゃった!」
「(ダメージを意図的に増やした……?)」
「はぁ?いきなりダメージ増やすとか自殺行為じゃない!」
『(うるっせぇな……)サリエルでVにアタック!』
パワー:9000
「ノーガードよ!」
『ドライブチェック。ゲット!ヒールトリガー!ダメージ1枚回復、パワーはハイジーニストに!』
ドライブチェック:サニースマイル・エンジェル(治)
ドロップしたカード:サリエル
ダメージ:4→3 ダメージゾーン:ノキエル、ハイジーニスト、ラグエル
ハイジーニストのパワー:17000
手札:7枚
「ぐっ…!」
ダメージ:1 ダメージゾーン:デーモンイーター
『ハイジーニストでVにアタック!ハイジーニストのスキル、ダメージゾーンのカード1枚につき、自身のパワー+5000!あたしのダメージゾーンには3枚、よってパワー+15000!』
パワー:32000
「パワー32000!?ノーガードよ!」
ダメージ:2 ダメージゾーン:デーモンイーター、ドリーン・ザ・スラスター
『ターンエンド!そしてターン終了時、バインドしたイオフィエルをドロップゾーンに置き、ダメージゾーンから1枚手札に加える。ラグエルを手札に。』
ダメージ:3→2 ダメージゾーン:ノキエル、ハイジーニスト
手札:7枚
「これでダメージはイーブンに…!」
「エンジェルフェザー……想天の令嬢……ああっ!思い出した!!プロ入りが約束された矢先、1年前事故に遭ってそれがパァになったエンジェルフェザー使いの名前は……詠導ミク!つまり、アイツだぁぁ!!!」
「詠導さんが……想天の令嬢!?」
「ほむぅ!?」
訳:嘘だろオイ!? (´゚д゚`)エッマジデ!?
まあ、そういう反応になるよな。多分以前のあたしと今のあたし、容姿や性格全然違うし。
「想天の令嬢だったから何よ。今のそいつなんてただの色白ドブスじゃない!」
「お前が言うなこのストーカー女!しつこいのはサッカー部の馬鹿共だけで充分なんだよ!!」
「綴木先輩酷い!元サッカー部のMFでイケメンだからこの私のハーレムに入れてあげるって言っているのに、この私のお願いを断るとか何様なんですか!!」
『いやお前が何様だよ。てか高校にハーレム作りに来るなよ。あれはアニメやラノベだから許される所業であって、リアルでやる奴はガチで嫌われ一直線だろ。お前、正味の馬鹿なの?』
「スゲェ!想天の令嬢がマジレスしているぞ各務原!!」
「物珍しいもの見るような顔で何言っているの綴木君!?」
「ほむ……。」
訳:やれやれ……。 (´-_ゝ-`)
「綴木先輩の馬鹿!あんな色白ドブスなんか構ってないで私を見てよ!!」
「いやだって、俺枸幹みたいな女の子タイプじゃないし。何方かと言えば………………。」
「???」
「な、何でもねぇから!ははは!」
『(何で綴木先輩の顔赤いんだろ……。もしや、アオハルか?)』
はぁぁ……今日はエンジェルフェザーも収録されたブースターパックの発売日だからカードショップ寄る予定だったのに。
「ごめんなさい、詠導さん……転校したてのあなたを巻き込んでしまって。」
『各務原先輩、気にしないで下さい!寧ろ腕が鳴りますんで!』
「ふん!想天の令嬢だがなんだか知らないけど、ヘタレ女に頼られているアンタなんかに私は負けないのよ!」
貴様の濃厚な敗北フラグが1本立ちました、ありがとうございます。頼られて何が悪い!信頼されている証じゃい!
「ほーむ、ほむほむ〜!」
訳:出た、敗北フラグ〜! ヘ(゚∀゚ヘ)ゲラゲラ
「ほ、ホムちゃん……。」
「うるっさいわね!公式大会にも出られないポンコツの癖に生意気なのよ!!」
「ほむぅ?」
訳:やんのかコラ、おぉ゙ん? (╬⊙_☉)
ホムちゃんどうどう。喧嘩は先に出した方が負けだぞ?さて、いっちょ悪女退治といきますか!
「『スタンドアップ・ヴァンガード!!』」
あたしと枸幹アカネのカードが捲られる。あたしはペヌエル、枸幹は……デビル・イン・シャドー。今回はダークイレギュラーズか。
皆で勝とう……あたしの大切な片翼達。
「エンジェルフェザー?そんな雑魚デッキで私に勝とうなんて笑える〜!」
『……。(こーゆー煽りは無視しよう。ウゼェし。)あたしのターン。
手札:6枚
「私のターン!ウォーライク・ポイゾナーにライド!シャドーのスキルで1枚ドロー、クイックシールドを得る!ヴァリアンツ・キラーテイル、純愛のサキュバスをコール!純愛のサキュバスのスキル、山札の上から5枚見て、その中にグレード3があれば手札に加える!……チッ、グレード3が無いから山札をシャッフル。キラーテイルのブースト、ポイゾナーでVにアタック!」
パワー:15000 ソウル:1枚
手札:5枚
『(シールドを持たない代わりにパワー9000のユニット……VでもRにいても厄介そうだな。)ノーガード。』
「ドライブチェック、ゲット!クリティカルトリガー!パワーは純愛のサキュバス、クリティカルはポイゾナーよ!」
ドライブチェック:独眼のサキュバス(
手札:6枚
『ダメージチェック……2枚共トリガー無し。』
ダメージ:2 ダメージゾーン:
「純愛のサキュバスでアタック!」
パワー:18000
『ダメージチェック……ゲット、ドロートリガー!パワーはVに、1枚ドロー!』
手札:7枚 ダメージチェック:
ダメージゾーン:レミエル、サリエル、ノキエル
「ターンエンド。ていうかそんなにダメージ受けて大丈夫なわけ〜?もしかしてもう負ける準備してくれているの?アハハハ!!」
ヴァンガードが無かったらグーパンしていたかもあたし……。各務原先輩と綴木先輩は心配そうにあたしを見ている。
ホムちゃんは枸幹アカネをゴミを見るような目で蔑み、プラカードには「コイツマジかよ……。 ε-( ̄ヘ ̄)┌ ダミダコリャ…」と記されている。
ホムちゃんはあたしの狙いに気付いているようだ。
『あたしのターン。
手札:7枚 SBしたカード:イオフィエル
ドロップしたカード:スケーリング 山札から置いたカード:ハイジーニスト
ダメージゾーン:サリエル、ノキエル、ハイジーニスト
「はあっ!?いきなりグレード3を手札に加えるなんてインチキじゃないの!」
『インチキじゃなくてユニットのスキルですが何か?ハイジーニスト・エンジェル、イオフィエルをコール!イオフィエルのスキル、手札から登場時CB1と自身をバインド、山札の上から1枚をダメージゾーンに置く!』
手札:5枚 ダメージ:4
裏にしたカード:サリエル 山札の上から置いたカード:
ダメージゾーン:サリエル、ノキエル、ハイジーニスト、ラグエル
「詠導さんのダメージが増えちゃった!」
「(ダメージを意図的に増やした……?)」
「はぁ?いきなりダメージ増やすとか自殺行為じゃない!」
『(うるっせぇな……)サリエルでVにアタック!』
パワー:9000
「ノーガードよ!」
『ドライブチェック。ゲット!ヒールトリガー!ダメージ1枚回復、パワーはハイジーニストに!』
ドライブチェック:サニースマイル・エンジェル(治)
ドロップしたカード:サリエル
ダメージ:4→3 ダメージゾーン:ノキエル、ハイジーニスト、ラグエル
ハイジーニストのパワー:17000
手札:7枚
「ぐっ…!」
ダメージ:1 ダメージゾーン:デーモンイーター
『ハイジーニストでVにアタック!ハイジーニストのスキル、ダメージゾーンのカード1枚につき、自身のパワー+5000!あたしのダメージゾーンには3枚、よってパワー+15000!』
パワー:32000
「パワー32000!?ノーガードよ!」
ダメージ:2 ダメージゾーン:デーモンイーター、ドリーン・ザ・スラスター
『ターンエンド!そしてターン終了時、バインドしたイオフィエルをドロップゾーンに置き、ダメージゾーンから1枚手札に加える。ラグエルを手札に。』
ダメージ:3→2 ダメージゾーン:ノキエル、ハイジーニスト
手札:7枚
「これでダメージはイーブンに…!」
「エンジェルフェザー……想天の令嬢……ああっ!思い出した!!プロ入りが約束された矢先、1年前事故に遭ってそれがパァになったエンジェルフェザー使いの名前は……詠導ミク!つまり、アイツだぁぁ!!!」
「詠導さんが……想天の令嬢!?」
「ほむぅ!?」
訳:嘘だろオイ!? (´゚д゚`)エッマジデ!?
まあ、そういう反応になるよな。多分以前のあたしと今のあたし、容姿や性格全然違うし。
「想天の令嬢だったから何よ。今のそいつなんてただの色白ドブスじゃない!」
「お前が言うなこのストーカー女!しつこいのはサッカー部の馬鹿共だけで充分なんだよ!!」
「綴木先輩酷い!元サッカー部のMFでイケメンだからこの私のハーレムに入れてあげるって言っているのに、この私のお願いを断るとか何様なんですか!!」
『いやお前が何様だよ。てか高校にハーレム作りに来るなよ。あれはアニメやラノベだから許される所業であって、リアルでやる奴はガチで嫌われ一直線だろ。お前、正味の馬鹿なの?』
「スゲェ!想天の令嬢がマジレスしているぞ各務原!!」
「物珍しいもの見るような顔で何言っているの綴木君!?」
「ほむ……。」
訳:やれやれ……。 (´-_ゝ-`)
「綴木先輩の馬鹿!あんな色白ドブスなんか構ってないで私を見てよ!!」
「いやだって、俺枸幹みたいな女の子タイプじゃないし。何方かと言えば………………。」
「???」
「な、何でもねぇから!ははは!」
『(何で綴木先輩の顔赤いんだろ……。もしや、アオハルか?)』
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