マリンチューブ
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材料の炭酸水がなくなってしまったので本日のサザナミタウンでの営業は終了した。お急ぎ便で材料が届くのは夕方なのでそれまではマリンチューブに行くことにする。
視覚効果なのかマリンチューブ内は少しひんやりして感じる。デートスポットとして名高いところをひとりで見ているせいもあるかもしれない。せっかくなら滅多に見られないというホエルオーが見たい。
「あれ?○○さんだ」
歩く水族館を歩かずにガラスの向こうを見ていると横から声をかけられた。時々お店に来てくれる帽子を被った茶髪の少年だ。
「こんにちは、トウヤくん」
「今日はお店は休み?」
「材料がなくなってしまってお急ぎ便を待っているところなんです」
ラブカスが目の前を通りすぎていく。周りのカップル客が歓声を上げた。
「ねえ、俺たちもなんだかデートしてるみたいじゃない?」
「私でいいんですか?」
トウヤくんは何か呟いていたようだが、ざわめきで聞こえなかった。
「あ、ホエルオーだ!」
青い巨体が優雅に泳いでいる。
「見たかったけど本当に見られるとは思ってませんでした。トウヤくんって運良さそうですし、君のお陰かもしれませんね」
興奮して話しかければトウヤくんは照れたように帽子のつばを弄っていた。
視覚効果なのかマリンチューブ内は少しひんやりして感じる。デートスポットとして名高いところをひとりで見ているせいもあるかもしれない。せっかくなら滅多に見られないというホエルオーが見たい。
「あれ?○○さんだ」
歩く水族館を歩かずにガラスの向こうを見ていると横から声をかけられた。時々お店に来てくれる帽子を被った茶髪の少年だ。
「こんにちは、トウヤくん」
「今日はお店は休み?」
「材料がなくなってしまってお急ぎ便を待っているところなんです」
ラブカスが目の前を通りすぎていく。周りのカップル客が歓声を上げた。
「ねえ、俺たちもなんだかデートしてるみたいじゃない?」
「私でいいんですか?」
トウヤくんは何か呟いていたようだが、ざわめきで聞こえなかった。
「あ、ホエルオーだ!」
青い巨体が優雅に泳いでいる。
「見たかったけど本当に見られるとは思ってませんでした。トウヤくんって運良さそうですし、君のお陰かもしれませんね」
興奮して話しかければトウヤくんは照れたように帽子のつばを弄っていた。
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