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「やっぱLに依頼とか大変なんですかね?」
「…月島さん」
竜崎は紅茶に角砂糖をぽちゃぽちゃと入れ、スプーンでゆっくりかき混ぜた。入れすぎ。本当に反省してないんだな。
「私は、Lの部下です」
「……えっ!!!」
「Lの指示の元あなたを保護しています」
「えええ!」
私は声を上げて驚く。そうだったの、もうLはこの事件に関与しているの!?
私は少し興奮気味にワタリさんに言った。
「そうだったんですか!どうりで、警察関係者、っていう曖昧な言い方だったんですね?」
「ええ、さようでございます」
私はまた竜崎に向き直って聞いてみた。
「Lってどんな人なんです?」
「私も指示を受けてるだけで本人は知りません」
なるほど、これほどブランド品ばかりの資産も納得する。Lの手下だったとは。
てゆうことは…LもJに手こずってるのかあ。
「Lってどんな人なのか気になりますね。世界一の頭脳、ちょっとやり方は派手で非人道的なこともするっていいますけど」
男性なのか、女性なのか。果たして何歳の人なのか。
どんな人なのか。
竜崎はかき混ぜ終えた紅茶を一口飲む。
「あなたはLにどんなイメージを持っていますか」
「え?頭いい人だろうなーって思いますよ。だって警察が解決できない物も解決してるんだし、正義感強い人だなあって感心します」
正直に言うと、竜崎はゆっくりこちらを見た。
「Lは自分ではほとんど動かず部下にやらせている。事件解決するならば法外な手段もとります。それでもですか?」
やけに真面目に尋ねられた。やっぱり私がなんとなく苦手なあの目で。
なんだろう、何かトゲのある言い方に聞こえるけれど…
私は一瞬押し黙ったものの、正直に話した。
「まあ詳しいことはよく分かりませんけど、私は片方の見方だけで人を責めたくないです。LにはLの考えがあるだろうし。
何が正しいかなんて簡単に判断することじゃないと思います」
「…意外ですね。あなたなら、鼻息荒くしてLを批判するかと」
鼻息荒くって。人をゴリラみたいに。
竜崎の失礼さはもう無視して、私は続けた。
「だって現に事件解決してるんでしょう?文句垂れるならLに依頼せず自分たちで解決しろって話ですよ。まあ物には限度があるとは思いますけど…」
結果が全てではないけれど、
その結果のおかげで助かってる人がいるのは事実。
「少なくとも毎日平和に暮らしてて事件とは無関係の私が批判するような相手じゃないです」
竜崎は動くことなく紅茶を飲んでいる。
ペラペラ話してしまってから、何でこんなことを聞いてきたんだろう、と疑問が浮き出た。
「…で、何でそんなこと聞いたんですか」
「…いえ」
竜崎はそれ以降語らない。
私はふと思い当たって言ってみた。
「さては、上司であるLをあまりよく思ってないんですね?」
竜崎は何も答えなかった。
それを肯定だと、私は判断する。
「そういう事もありますよね。でも、自分がちゃんと信じられる道なら、他人なんて関係ないですよ。」
社会人として、様々なジレンマとぶつかる時は多々ある。
上司が嫌な奴だったり、自分がしていることが正しいのか分からなかったり。
その気持ちは痛いほど分かる。
でも、自分さえしっかり持ってればきっと大丈夫。
「竜崎は竜崎ですから。」
私は力強く言った。
あなたがJのような犯罪者を捕まえて、助かる人がいる。
それだけは揺るぎない事実。変人でも関係ない。
すると突然、隣でワタリさんがふふっと小さく笑った。
首を傾げてそれを見る。
「いえ…面白い方だなと。」
「え、そ、そうですか??」
どこがワタリさんのツボに入ったのかは分からないけれど、まあいいか。
竜崎を振り返ればまた紅茶を啜っていた。
その表情はどこかいつもより、穏やかな気がするのは…うん、気のせいですね。
私は苺を頬張った。
「とりあえず、Lまで関与してるなら私はもう待つしかないですねぇ。アジトで何か思い出せればいいですけど。ボスの顔思い出せたりしたら最高なのに」
私自身も早く知りたい。
なぜ、彼らは私を狙ったのか。
「紅茶のおかわりはいかかですか」
ワタリさんが優しく聞いてくれる。
「あ、もう大丈夫です。ありがとうございます。部屋に戻ります」
「そうですか。ごゆっくり」
私は立ち上がり、ワタリさんに会釈だけすると、また自室へと戻っていった。
それからワタリさんから、例の護衛の人たちは3日後にこちらへ来ると言われた。
その人たちが来次第、Jのアジトだったところへ行くとのこと。
私自身は何も準備することはないし、気軽に構えていてくれればいいと言われた。
言われた時はふーん、くらいに思っていた私はその後も変わらず過ごした。
頭を捻ったが、今のところやはり誘拐されていた記憶などはまるで思い出せなかった。
Jのボスの顔、見てたりするのかなぁ。
あっという間に2日経った。
「…月島さん」
竜崎は紅茶に角砂糖をぽちゃぽちゃと入れ、スプーンでゆっくりかき混ぜた。入れすぎ。本当に反省してないんだな。
「私は、Lの部下です」
「……えっ!!!」
「Lの指示の元あなたを保護しています」
「えええ!」
私は声を上げて驚く。そうだったの、もうLはこの事件に関与しているの!?
私は少し興奮気味にワタリさんに言った。
「そうだったんですか!どうりで、警察関係者、っていう曖昧な言い方だったんですね?」
「ええ、さようでございます」
私はまた竜崎に向き直って聞いてみた。
「Lってどんな人なんです?」
「私も指示を受けてるだけで本人は知りません」
なるほど、これほどブランド品ばかりの資産も納得する。Lの手下だったとは。
てゆうことは…LもJに手こずってるのかあ。
「Lってどんな人なのか気になりますね。世界一の頭脳、ちょっとやり方は派手で非人道的なこともするっていいますけど」
男性なのか、女性なのか。果たして何歳の人なのか。
どんな人なのか。
竜崎はかき混ぜ終えた紅茶を一口飲む。
「あなたはLにどんなイメージを持っていますか」
「え?頭いい人だろうなーって思いますよ。だって警察が解決できない物も解決してるんだし、正義感強い人だなあって感心します」
正直に言うと、竜崎はゆっくりこちらを見た。
「Lは自分ではほとんど動かず部下にやらせている。事件解決するならば法外な手段もとります。それでもですか?」
やけに真面目に尋ねられた。やっぱり私がなんとなく苦手なあの目で。
なんだろう、何かトゲのある言い方に聞こえるけれど…
私は一瞬押し黙ったものの、正直に話した。
「まあ詳しいことはよく分かりませんけど、私は片方の見方だけで人を責めたくないです。LにはLの考えがあるだろうし。
何が正しいかなんて簡単に判断することじゃないと思います」
「…意外ですね。あなたなら、鼻息荒くしてLを批判するかと」
鼻息荒くって。人をゴリラみたいに。
竜崎の失礼さはもう無視して、私は続けた。
「だって現に事件解決してるんでしょう?文句垂れるならLに依頼せず自分たちで解決しろって話ですよ。まあ物には限度があるとは思いますけど…」
結果が全てではないけれど、
その結果のおかげで助かってる人がいるのは事実。
「少なくとも毎日平和に暮らしてて事件とは無関係の私が批判するような相手じゃないです」
竜崎は動くことなく紅茶を飲んでいる。
ペラペラ話してしまってから、何でこんなことを聞いてきたんだろう、と疑問が浮き出た。
「…で、何でそんなこと聞いたんですか」
「…いえ」
竜崎はそれ以降語らない。
私はふと思い当たって言ってみた。
「さては、上司であるLをあまりよく思ってないんですね?」
竜崎は何も答えなかった。
それを肯定だと、私は判断する。
「そういう事もありますよね。でも、自分がちゃんと信じられる道なら、他人なんて関係ないですよ。」
社会人として、様々なジレンマとぶつかる時は多々ある。
上司が嫌な奴だったり、自分がしていることが正しいのか分からなかったり。
その気持ちは痛いほど分かる。
でも、自分さえしっかり持ってればきっと大丈夫。
「竜崎は竜崎ですから。」
私は力強く言った。
あなたがJのような犯罪者を捕まえて、助かる人がいる。
それだけは揺るぎない事実。変人でも関係ない。
すると突然、隣でワタリさんがふふっと小さく笑った。
首を傾げてそれを見る。
「いえ…面白い方だなと。」
「え、そ、そうですか??」
どこがワタリさんのツボに入ったのかは分からないけれど、まあいいか。
竜崎を振り返ればまた紅茶を啜っていた。
その表情はどこかいつもより、穏やかな気がするのは…うん、気のせいですね。
私は苺を頬張った。
「とりあえず、Lまで関与してるなら私はもう待つしかないですねぇ。アジトで何か思い出せればいいですけど。ボスの顔思い出せたりしたら最高なのに」
私自身も早く知りたい。
なぜ、彼らは私を狙ったのか。
「紅茶のおかわりはいかかですか」
ワタリさんが優しく聞いてくれる。
「あ、もう大丈夫です。ありがとうございます。部屋に戻ります」
「そうですか。ごゆっくり」
私は立ち上がり、ワタリさんに会釈だけすると、また自室へと戻っていった。
それからワタリさんから、例の護衛の人たちは3日後にこちらへ来ると言われた。
その人たちが来次第、Jのアジトだったところへ行くとのこと。
私自身は何も準備することはないし、気軽に構えていてくれればいいと言われた。
言われた時はふーん、くらいに思っていた私はその後も変わらず過ごした。
頭を捻ったが、今のところやはり誘拐されていた記憶などはまるで思い出せなかった。
Jのボスの顔、見てたりするのかなぁ。
あっという間に2日経った。
