カップル交換
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「だから〜月と二人きりでイチャイチャしたいんだってばー」
「私は二人を監視せねばなりませんので。気になさらずどうぞ」
「気にしない方が無理でしょ!」
「私は気にせず昼間ゆづきを抱きしめてますよ」
「それとこれ…え?まじ?ゆづきちゃん?」
相変わらずの竜崎とミサの掛け合い。
私と月くんは慣れたとばかりに静かに紅茶を飲んでいた。
今日はダブルデートです、と竜崎に連れてこられたが、これはデートとは呼ばない。
大概ミサが竜崎に不満を言い、月くんと私がたしなめる。もう慣れた展開だった。
「しょうがないって分かってるけど〜…ゆづきちゃんも二人きりなりたいでしょ!?ミサの気持ち分かるよね!?」
「えっ…」
私は突然振られてミサを見る。
正直ぼーっとお茶飲んでた。油断してた。
「まあ…分かるよ。でも仕事だし、どうこう言ってもしょうがないってゆうか…」
「ゆづきさんは達観してるよね」
月くんが笑っていう。
「ミサゆづきちゃんみたいにクールに出来ないよ〜」
ミサはため息をつきながら言う。そんな彼女に微笑んで言った。
「私は素直で可愛いと思うよ、ミサ。」
私とは正反対の性格。正直でまっすぐで、素敵な女の子だと思う。
しかしミサは未だ不服そうに口を尖らせて月くんに抱きついた、
「月も、もっとわがままになってよー!」
すると叫ぶミサに、竜崎が乗る。
「それは同意ですミサさん。私もゆづきにはもっとわがままを言って欲しいと思ってます」
「お!?ちょっと話分かるじゃん!?」
今度は二人で盛り上がり始めた。私と月くんは目を見合わせて苦笑する。
「前から思ってたけどミサと竜崎ってちょっと似てる気がする」
「同感だね。この二人がカップルになったらすごそうだ。」
「ミサと竜崎がカップル、ねえ…」
case1
「竜崎みてー!ミサ今回表紙なの!」
自慢げに雑誌を翳すミサ。竜崎はじっと見つめて頷いた。
「さすがですミサさん、早速100冊買っておきました」
竜崎の背後には同じ雑誌が積み上げられている。
「え!そんなに!?ありがとう〜!!」
「まだまだ足りません。あなたの素敵な姿を他の男の目に留まるのがたえられません」
「竜崎…」
「以前のようにストーカーに狙われでもしたらと思うと気が気でなりません。」
「……そんなに言ってくれるなら、ミサいつでもアイドル辞めるよ!?」
「!!いいんですか、しかし…」
「いいの!竜崎がやいてくれてるのうれしいから!ミサモデルの仕事よりずっと彼氏のが大事だもん!」
「…ありがとうございます…」
「でもミサも心配してるんだよ?竜崎は警察の人と事件おっててさ?命の危機にあったりしないかなーって。それに中々イチャイチャする時間だって無いし〜」
「あなたがどうしてもと言うなら私も仕事を辞めても構いません」
「え、いいの!?」
「私も仕事より恋人の方がずっと大事です」
「ありがとう…!」
「……一瞬で二人とも無職になりそうだね」
私と月くんは遠い目をする。
凄い、スムーズに想像出来ちゃった。私と月くんの想像に、ミサと竜崎が不満げに言う。
「いくらなんでもミサそんな簡単に仕事辞めないよ!」
「私もです」
((本当かな…))
私と月くんの心の呟きは聞こえない。
ミサは思いついたようにずいっと私に顔を寄せた。
「じゃあ、ゆづきちゃんと月だったら??」
「え、私と月くん…??」
case2
「月くん、差し入れ焼いたのでどうぞ」
私はケーキをそっと彼に差し出す。月くんは笑顔でそれを食べる。
「ありがとう。…うん、今日も凄くおいしいね」
「ほんと?よかった。」
「………」
「………」
「………」
「あの、なんか手伝えることある?」
「え?そうだな…じゃあこの資料ファイリングしてもらえる?」
「うん!」
「……」
「……」
「……」
「……」
(5分で終わってしまった…)
「あとはなんかある?」
「いや、今のところ大丈夫だよ。ありがとう」
「じゃあ…掃除でもしようかな…」
(って、綺麗!月くんが使ったあとのとこ何も汚れてない!!掃除ほとんどいらない!!)
「私一日中凄く時間持て余しそう…」
凄く食べる竜崎にお菓子を焼く日々。
でも普通人はあんなに毎日お菓子食べないし。
月くんはこの変人探偵と違ってなんでもキチンと整頓してるし…
「とゆうか想像でもゆづきと他の男をくっつけないで頂けますか」
「竜崎さんヤキモチ?」
「当然です。」
「まあミサも相手がゆづきちゃんとは言えやだもんなー。やっぱりなんだかんだこの組み合わせが合ってるんだよー!」
ミサは月くんにぎゅっと抱きつく。
まあ、一理あるのかもしれない。
お互い無いものを補ってるのか。
「ゆづき私にもミサさんみたいにしてください」
「また今度…」
「今度っていつですか」
「こ、今度は今度です…」
わいわいと騒ぎながら、今までの人生でこんなふうに盛り上がったことがなかった私は、なんだかとっても幸せだった。
