素直になってよ
about you
主人公設定白鳥さんの部下(室長補佐)だったり
カップルだったり夫婦だったり……
作品によって変えます
完璧に見えてスポーツ苦手な傾向にあり
大体168cmぐらい
今のところ年齢や身長以外の見た目は指定なしです
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「あれ〜?黒鳥センセ?」
グッチーに用があって来てみたら、
なんとびっくり梓ちゃんが。
「暇なんですか?貴方」
棘のある一言を投げかけられる。
こんなの日常茶飯事だし、僕も慣れてる。
今に始まったことじゃない。
「仕事で来てるだけです〜、見るからに
暇そうな黒鳥先生とは違って」
「はぁっ!?暇な訳ないじゃないですか!!」
彼女は僕の挑発に乗りやすい。
アクティブ・フェーズを使えば
簡単に本音を聞かせてくれる。
同じ手を使ってるんだけどねぇ。
「落ち着いてくださいよ、黒鳥先生」
「……帰って頂けますか。何の御用もないんでしょ」
ちょっと舌打ちをして睨みつける彼女。
可愛いね、なんて言ったらもっと
怒られるだろうからやめておこう。
「黒鳥先生がいる内はやめておこうかな。
僕もいていいでしょ、ね?」
「ね?じゃないです。帰ってください」
あ。
そんなに言うなら僕もう泣いちゃお。
泣かないけど、しょぼんとするだけで、
本当は優しい彼女は慌てふためくのだ。
「……そんなに言わないでよ。
僕だって傷付くんだから」
「……あ。ご、ごめんなさい……」
ちょっと僕の頭を撫でるように触れた後、
彼女は反省したのか、すぐに部屋を出てった。
「あーあ、もっとお話したかったのになぁ」
「付き合ってるんですよね、お2人は……」
「そうだよ」
「よく持つなぁ、って思って。すみません」
「別に〜、それに僕もそこまで傷付いてないし」
強気で、いつも噛み付いてくるような君が好きだ。
僕と過ごす夜でも、君は時々強気だね。
その後は、甘えて子犬みたいになるけど。
僕だって君の前では素直なんだから、
ずっと素直になってよ、梓ちゃん。