それが恋だと気付くまで
about you
主人公設定白鳥さんの部下(室長補佐)だったり
カップルだったり夫婦だったり……
作品によって変えます
完璧に見えてスポーツ苦手な傾向にあり
大体168cmぐらい
今のところ年齢や身長以外の見た目は指定なしです
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「白鳥さん、今日……ご飯でもどうですか?」
「ええ〜?どーしよっかなぁ」
「あ、私も行きた〜い!」
厚労省のお役人目当てに人が集まっている。
看護師達はきゃあきゃあと黄色い声を上げて
近付いている。
……何だか、やな感じ。
「白鳥さんは、何が好きなんですか?」
「肉と……あとー……君達、とか?」
また、キャピキャピした声が上がる。
嬉しそうにニコニコしちゃって。
バッカみたい。
雑誌を読みながら、睨みつける。
「2人は、今日何時に上がるの?」
「え〜っと、今日は……」
私は立ち上がって、役人の隣に立った。
腕を引っ張り、
「ごめんね。この人は今日、私とディナーだから」
だから、2人はもう戻りなさい。
と看護師2人組に言った。
2人は大人しく引き下がっていった。
「黒鳥先生と僕、今日約束してましたっけ?」
「今しただけです」
「ヤキモチ焼いちゃったのかな?」
「違います」
引っ張っていた腕を離す。
どこまで自意識過剰なんだろう。
全く……
「白鳥さんの奢りでお願いしますね」
「誘っておいてそんなこと言っちゃうの〜?」
「看護師には奢ろうとするのに、私には
奢ってくれないんですか?白鳥さんは」
「参ったなぁ、それは」
黒鳥先生には勝てないよ、なんて
言いながら頭をかく白鳥さん。
「約束したからには、ちゃーんと来るんだよ?
黒鳥センセ」
私に囁いて、笑顔でまた後でねと言われた。
心臓がどくどくと脈打つ。
私が抱いたモヤモヤも、イライラも、
全部……白鳥さんが好きだから来たんだ。
「……また後で」