アルコールのせい
about you
主人公設定白鳥さんの部下(室長補佐)だったり
カップルだったり夫婦だったり……
作品によって変えます
完璧に見えてスポーツ苦手な傾向にあり
大体168cmぐらい
今のところ年齢や身長以外の見た目は指定なしです
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「たっらいまかえりました〜」
えへへ〜、と笑いながら僕に抱きつく彼女。
出来上がってる状態で帰ってくるなんて。
無防備にも程があるよ。
「お帰り、随分飲んだみたいだけど」
「そんなにのんれません!」
あーあー、そんなにくっついて。
お持ち帰りとかされなくて良かったね。
「けーすけさんいいにおいする」
「わかったから。早くお水飲んで」
僕の妻は酔っ払うとすぐ誰かとくっつきたがる。
あんまり人前で飲まないように
してるらしいけど、夫としては心配。
こんなに可愛い梓ちゃん、盗られたくないし。
「梓ちゃん。他の男にもこんなことしてないよね」
「するわけないじゃあないれすか」
「それならいいんだけど……」
ちゅ、と突然キスをされた。
アルコールが混じって、少し酔いそうになる。
「これでゆるしてくれますか」
「……どこでそんなの覚えてきた訳〜?」
これはもう、お互い酔っていたことにしよう。
さっきのキスでちょっとアルコールを
送られてしまったのがいけない。
「けーすけさん」
うるうるとした目、上目遣い、
赤くなった頬……それだけで僕の
理性はダメになりそうで。
妻をお姫様抱っこして、寝室へ向かう。
「先に言っておくけど、梓ちゃんが悪いからね」
「はーい」
どうせ、寝たら酔ってるのも忘れるんだろう。
そして僕は妻に怒られる。
「けーすけさん」
「どうしたの?」
「……なんでもないれす」
「そっか」
案の定僕は調子に乗って、翌朝、
酔いが覚めて状況把握した妻に怒られた。