壊れた音がした
about you
主人公設定白鳥さんの部下(室長補佐)だったり
カップルだったり夫婦だったり……
作品によって変えます
完璧に見えてスポーツ苦手な傾向にあり
大体168cmぐらい
今のところ年齢や身長以外の見た目は指定なしです
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ガッシャーン!!と音が響いた。
やってしまった。
圭輔さんの大事なマグカップを割るなんて。
「大丈夫!?」
「だ、大丈夫です!……ごめんなさい、
マグカップ割ってしまいました」
ポリ手袋をして、丁寧に欠片を集める。
圭輔さんはお風呂上がり。
そのせいでまともに見れなかった。
「それより、早く服着ないと……」
「僕のことより自分のこと気にしてよ。
大丈夫?怪我とかしてない?」
「ご、五体満足です」
新聞紙に包み、安全な場所へ移動させる。
マグカップ、また新しいの買わなきゃ……
「ごめんなさい……圭輔さん」
「謝らなくていーの。また新しいの買うから。
梓ちゃん、お風呂入ってきなよ。後は
僕がやるからさ」
「その前に、服を着てください!」
上半身裸で現れるから、直視できない。
それをわかっているのか、圭輔さんは
どんどん距離を詰めていく。
「そんなに僕の顔見れないの?」
「お風呂に入れないので、退いてください!」
「やだって言ったらどうする?」
「無理矢理退かします」
キッと睨むと、圭輔さんは驚いて退いてくれた。
やっと通れる、と思った瞬間、
「捕まえた〜」
「圭輔さん!?」
バックハグをされる。
ダメダメ、お風呂入らなきゃ。
「お風呂、入りたいんですけど……」
「わかってるよ。だからこっち向いて」
仕方なく従うと、圭輔さんにキスされる。
「……はい。行ってらっしゃい」
「わかりました」
理性にヒビが入る音がした。
どっちにヒビが入ったのか。
それとも、両方の理性にヒビが入ったのか。
それは、知りたくないというか……
でも、壊れた音がしたのは間違いのない事実。
きっとお風呂から出れば、またお風呂に
入らなければならない状況になるんだろう。