金魚すくい
名前変更
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「炎柱様。
どうなさいますか、、、」
夜なのにりんの周りを飛び回る
蝶々を眺めるりんを目に
部下たちが杏寿郎の言葉を待つ
杏「うむ、、」
再びりんの元へ行き
口を開く
杏「君は人間を食った事はあるか?」
『?、、人間、、?』
何を言ってるの?と杏寿郎を見つめるりん
杏「質問を変えよう。
君は何を食べているんだ?」
『、、、木の実、、と、花、、』
杏「、、そうか。」
りんの言葉に安堵する杏寿郎
現に自分達を襲ってこない
ぴくっ
『、、怪我してる』
杏「ん?
よもや。いつの間に、、、」
杏寿郎の手から少し血がでている
その手を触るりん
『薬草、、ある。
こっち』
そう言いながら杏寿郎の手を引き連れて行く
部下たちもその後を付いていく
杏「ここは、、」
少し歩くと洞窟があった
中には薬草や木の実が置いてある
杏「(ここで生活していたのか、、)」
「月明かりで入口付近は見えますが、奥は真っ暗ですね。」
杏「ああ、、(なるほど、昼間は奥へいくのか)」
『ここ』
座ってと誘導するりん
言われるまま座る杏寿郎
部下たちも近くに座る
手際よく杏寿郎の傷に薬草をつけ止血する
杏「(これくらいの傷、すぐに塞がるが、、
折角治療してくれてるんだ。黙っていよう。)」
「どうするのですか?」
杏「うむ。
置いていくのも、な、、
よし!俺の別邸へ連れて行くとする。」
「「「え?!」」」
杏寿郎のとんでもない言葉に目を見開く部下たち
りんはきょとんとしている
杏「現に血を見ても襲ってこない!
他の鬼とは何かが違う!
御館様に話してみようと思う!」
そう言う杏寿郎の言葉に
確かにと、頷き
皆で家へと向かうのであった
帰る途中眠そうにするりんを抱えながら
家へと向かう杏寿郎であった
杏「鬼は寝ないと聞くが
竈門少年の妹と似てるな。」
この子も寝て回復してるのだろうか?
と思いながら別邸へ向かうのであった
.