金魚すくい
名前変更
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
『っ、、(間に合わなっ)
血鬼術!鏡水光線ッ-キョウスイコウセン-!!』
その瞬間、りんの姿が消えたと思えば
杏寿郎と猗窩座の間に姿を表す
猗杏「「なっ!?」」
二人は突然現れた彼女に目を見開く
攻撃が大きな音をたてる
猗「っ(なんだ!?何処から現れた!!)」
杏「りんッ!!?」
『カハッ、、、』
杏寿郎の刃は猗窩座の肩を切り
猗窩座の拳はりんの懐を貫いていた
猗「お、俺は女は殺さんと決めてるのにっ
くそっ!!」
猗窩座はあまりのショックに
その場を去るのであった
杏「待て!!!」
ズルっ
追いかけようとするが
りんの身体を支える杏寿郎
杏「りん!しっかりしろ!」
『きょ、寿郎、、
よかった。。』
杏「君は鬼なのだからこんな怪我治せるのだろう?!」
『、、、』
杏「?!」
杏寿郎の問いかけに
静かに首を横に振る
杏「何故ッ」
『さっき、力を使い過ぎちゃった、のと
人を食べたことがないから、、だとおもぅ、、』
力なくそう言うりん
禰豆子の様な存在はそうそういない
杏「もうすぐ夜が明けてしまう。移動しよ、、」
横抱きにし抱えようとする杏寿郎を止める
『いいから、、』
にへっと力なく笑うりんを見て
目を見開き目を潤ませる
杏「何故ッ」
『杏寿郎、、私ね。ずっと前にも会ったことあるんだよ』
杏「?」
『杏寿郎が、小さい時
小池を泳いでた金魚、、私なんだよ』
杏「よもや。そうだったのか、、
それは驚きだ。」
りんの言葉を聞き逃さぬよう
杏寿郎も語りかける
『杏寿郎が死ななくて、、よかった、、』
杏「おいて逝かないでくれっ、、」
ギュッと力を込める
『ごめ、ん、ね』
杏寿郎の頬に手を添える
その手を握り締める
杏寿郎の目には涙がたまる
『わたし、、今度は人間に産まれたいな』
杏「人間に?」
『うん。
来世があるなら、人間に産まれて、、
杏寿郎のお嫁さんになりたい。』
杏「?!っ、、、ああ。
勿論だっ」
歯を食いしばりながら言う
その言葉にりんは微笑む
『幸せだなぁ、、また巡り会おうね。
愛してるよ。』
杏「俺も愛している。」
りんも杏寿郎も涙を流す
だが、その顔は笑顔である
『あり、がと、、』
杏寿郎はゆっくりとりんの口に
自分の唇を重ねる
そのまま息を引き取るりん
杏「っ、、りんっ、、、」
日が昇り陽の光に当たったりんの体は
ゆっくりと灰になっていくのであった
血鬼術!鏡水光線ッ-キョウスイコウセン-!!』
その瞬間、りんの姿が消えたと思えば
杏寿郎と猗窩座の間に姿を表す
猗杏「「なっ!?」」
二人は突然現れた彼女に目を見開く
攻撃が大きな音をたてる
猗「っ(なんだ!?何処から現れた!!)」
杏「りんッ!!?」
『カハッ、、、』
杏寿郎の刃は猗窩座の肩を切り
猗窩座の拳はりんの懐を貫いていた
猗「お、俺は女は殺さんと決めてるのにっ
くそっ!!」
猗窩座はあまりのショックに
その場を去るのであった
杏「待て!!!」
ズルっ
追いかけようとするが
りんの身体を支える杏寿郎
杏「りん!しっかりしろ!」
『きょ、寿郎、、
よかった。。』
杏「君は鬼なのだからこんな怪我治せるのだろう?!」
『、、、』
杏「?!」
杏寿郎の問いかけに
静かに首を横に振る
杏「何故ッ」
『さっき、力を使い過ぎちゃった、のと
人を食べたことがないから、、だとおもぅ、、』
力なくそう言うりん
禰豆子の様な存在はそうそういない
杏「もうすぐ夜が明けてしまう。移動しよ、、」
横抱きにし抱えようとする杏寿郎を止める
『いいから、、』
にへっと力なく笑うりんを見て
目を見開き目を潤ませる
杏「何故ッ」
『杏寿郎、、私ね。ずっと前にも会ったことあるんだよ』
杏「?」
『杏寿郎が、小さい時
小池を泳いでた金魚、、私なんだよ』
杏「よもや。そうだったのか、、
それは驚きだ。」
りんの言葉を聞き逃さぬよう
杏寿郎も語りかける
『杏寿郎が死ななくて、、よかった、、』
杏「おいて逝かないでくれっ、、」
ギュッと力を込める
『ごめ、ん、ね』
杏寿郎の頬に手を添える
その手を握り締める
杏寿郎の目には涙がたまる
『わたし、、今度は人間に産まれたいな』
杏「人間に?」
『うん。
来世があるなら、人間に産まれて、、
杏寿郎のお嫁さんになりたい。』
杏「?!っ、、、ああ。
勿論だっ」
歯を食いしばりながら言う
その言葉にりんは微笑む
『幸せだなぁ、、また巡り会おうね。
愛してるよ。』
杏「俺も愛している。」
りんも杏寿郎も涙を流す
だが、その顔は笑顔である
『あり、がと、、』
杏寿郎はゆっくりとりんの口に
自分の唇を重ねる
そのまま息を引き取るりん
杏「っ、、りんっ、、、」
日が昇り陽の光に当たったりんの体は
ゆっくりと灰になっていくのであった