また、あなたを愛します 1シリーズ
名前変更
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「若!もっと飲みましょうよ~」
杏「解ったから。静かに呑めよ。」
知り合いの落ちついた雰囲気のbarで
部下と飲み直してる杏寿郎
部下はちょい出来上がってる様子
そんな状況に少しため息をもらす杏寿郎
杏「頼むから問題は起こすな。
他にも客がいるんだからな、、、!?」
少し視線で回りを見渡し
ある女性が目に写り、目を見開く杏寿郎
杏「(あの子は、、、よもや、、)」
いつも記憶にモヤがかかっていた女性
記憶の中の女性より幼く写るが
間違いなくずっと思っていた女性だった
杏「(まさか、実在したとはッ。。。)」
顔もわからなかった女性だったが
杏寿郎が二十歳になったとき、乱闘中不覚にも頭に衝撃を受け
その時、記憶の一部と一緒に思い出したのだった
杏「(あの時の約束を果たしたい気持ちもあるが、、
今の俺が近づいてもいいのだろうか。。)」
みるからに一般人
ヤクザの杏寿郎にはそれが心のつっかえとなっている
杏寿郎の視線の先にいるのは
『わぁ!凄くオシャレなbarです。』
「そうだろう。」
密「もう!可愛いんだから♪」
りんを合わせた佐藤と密璃の三人であった
「りんちゃんはまだ飲めないから
特別ドリンクを作ってもらおうか。」
『はい♪』
密「りんちゃんはお誕生日いつなの?」
『5月30日です!来年で二十歳になります。」
密「そうなのね!」
「それは盛大に祝ってあげないとだね!」
そんな話で盛り上がっていた
密「ちょっとお手洗いに行ってくるわね~」
密璃が席を離れ
足を向けた先は
密「こんばんわ。煉獄さん♪」
杏「む。密璃か。久しいな。」
密「まさか
お会いするとは思いませんでした。」
杏「そうか?あの子は新人か?」
密「そうなの♪
いい子が入ってきたので、また近いうちに飲みに来てくださいね♪
ママも喜びます!」
杏「ああ。そうさせてもらうよ。」
密「!?(りんちゃんを見る煉󠄁獄さんの顔きゅんきゅんするわ!♪)
では、また♪」
スキップをしながら戻る密璃
杏「今度行ってみるか、、、」
そう呟き
ウイスキーのロックを流し込む
杏「(ただの興味だ、、ただの、、)」
りんを横目に
自分自身に言い聞かせるように
心のなかで呟く杏寿郎であった
.