一章
夢小説設定
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「もうそろそろお米なくなりそう……」
普段の買い出しなら一人で行くけど米を買う時は別だ。
別にお米だけ買うのなら一人でもいい。私はそこまで華奢じゃない。だが私は夕飯の食材も買いに行きたい。野菜を買えばそれだけ重くなる。その状態で米もとか、腰が爆発する。
「と言っても牛山は……」
丁度稽古を始めたばかりだ。
もうすぐ終わると言うのなら待っていてもよかったがさすがにここから何時間も待ってられない。
「どうしようかなあ……」
「どうしたんですか?」
「あっ、そっか。今は二人がいるのか」
夏太郎くんと亀蔵くんが揃って首を傾げる。
二人にお米を買いたいから着いてきてくれるかと問うと食い気味に着いていきますと言ってくれた。
「ありがとう」
街に出て米と今晩の食材を買う。
流石に同伴が牛山じゃないかㇻいつもより少なめにしたし私自身も野菜を持っているけどお米買ったし、大丈夫かな。
「大丈夫?重くない?」
そう二人に問えば案外大丈夫そうだった。男の子ってすごいのね。
そのまま隠れ家に戻り買ってきた食材をしまう。
「あれ、尾形何してるの?」
外でぼんやり空を見上げる尾形を見つけて思わず声をかける。
まあ声をかけたところで帰ってくるのは無言か別に何も、みたいな寂しい答えなんだけどね。
といつものように尾形の見る先を同じように見つめようとしたとき、尾形が声を発した。
「鳥見てただけだ」
「鳥?」
空を見上げると確かに鳥の群れが。
やっぱり狙撃手だから目が良いのかしら。
「尾形は鳥が撃てる…撃てるか。土方さんが銃の腕を褒めていたし…じゃあ今日は鳥鍋にする?あの鳥が何の鳥かわかんないんだけど……」
目を細めて見ようとすると鴨だと尾形が親切にも教えてくれる。
じゃあ鴨鍋ね、と私が答えれば尾形は銃を背負って鳥を撃ちに行った。
散弾銃じゃないけど大丈夫?
の言葉は彼に失礼だろう。
私はいそいそと台所に向かう。
数発の銃弾の音、そして鳥を数羽持って帰ってくる尾形。
「すご、人数分……尾形すごいのね」
素直に褒めたら尾形はふんと鼻を鳴らして自分の髪を撫でつけた。
よくやっているのを見るけど癖なのかな。
意外といい奴なのかもねと思いながら包丁を手に取り鳥を捌く。
今度お茶を飲むときは永倉さんでなく尾形と話してみようかな。
普段の買い出しなら一人で行くけど米を買う時は別だ。
別にお米だけ買うのなら一人でもいい。私はそこまで華奢じゃない。だが私は夕飯の食材も買いに行きたい。野菜を買えばそれだけ重くなる。その状態で米もとか、腰が爆発する。
「と言っても牛山は……」
丁度稽古を始めたばかりだ。
もうすぐ終わると言うのなら待っていてもよかったがさすがにここから何時間も待ってられない。
「どうしようかなあ……」
「どうしたんですか?」
「あっ、そっか。今は二人がいるのか」
夏太郎くんと亀蔵くんが揃って首を傾げる。
二人にお米を買いたいから着いてきてくれるかと問うと食い気味に着いていきますと言ってくれた。
「ありがとう」
街に出て米と今晩の食材を買う。
流石に同伴が牛山じゃないかㇻいつもより少なめにしたし私自身も野菜を持っているけどお米買ったし、大丈夫かな。
「大丈夫?重くない?」
そう二人に問えば案外大丈夫そうだった。男の子ってすごいのね。
そのまま隠れ家に戻り買ってきた食材をしまう。
「あれ、尾形何してるの?」
外でぼんやり空を見上げる尾形を見つけて思わず声をかける。
まあ声をかけたところで帰ってくるのは無言か別に何も、みたいな寂しい答えなんだけどね。
といつものように尾形の見る先を同じように見つめようとしたとき、尾形が声を発した。
「鳥見てただけだ」
「鳥?」
空を見上げると確かに鳥の群れが。
やっぱり狙撃手だから目が良いのかしら。
「尾形は鳥が撃てる…撃てるか。土方さんが銃の腕を褒めていたし…じゃあ今日は鳥鍋にする?あの鳥が何の鳥かわかんないんだけど……」
目を細めて見ようとすると鴨だと尾形が親切にも教えてくれる。
じゃあ鴨鍋ね、と私が答えれば尾形は銃を背負って鳥を撃ちに行った。
散弾銃じゃないけど大丈夫?
の言葉は彼に失礼だろう。
私はいそいそと台所に向かう。
数発の銃弾の音、そして鳥を数羽持って帰ってくる尾形。
「すご、人数分……尾形すごいのね」
素直に褒めたら尾形はふんと鼻を鳴らして自分の髪を撫でつけた。
よくやっているのを見るけど癖なのかな。
意外といい奴なのかもねと思いながら包丁を手に取り鳥を捌く。
今度お茶を飲むときは永倉さんでなく尾形と話してみようかな。