渡辺莉奈×夢主
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莉奈side
私は日向坂46において最年少という立場にいる。そして、私の小さいころからの友達がもう一人、最年少として活動している。それが、星宮慧斗だ。
莉奈「慧斗おはよう。」
星宮「莉奈ちゃん。おはよう。」
莉奈「何してるの?」
星宮「昨日、理科の授業で課題もらったけん、それをやっとるねん。」
莉奈「偉すぎ。私まだ見てすらないわ。」
星宮「早よやらんとまた提出遅れて怒られるで?」
莉奈「わかってるよ。」
なんて会話をいつもしている。
星宮side
東京に莉奈ちゃんときてもうすぐ2年。いつも莉奈ちゃんは同い年と思えないくらい落ち着いていて、すごいと思うところがいくつもある。さっき会話をしていて思ったのが、適応力だ。福岡にいたころは方言で話していたが今では標準語に染まり、東京生まれ、と言っても遜色ないくらいだった。しかもひなあいではすみれちゃんの物まねをしておひさまの心をつかんでいて、長所を伸ばし続けている。一方の私は活動を始めて2年は経つのにまだいいところを見つけられないでいる。
莉奈「え~全然大丈夫だよぉ~。」
正源司「あはっ!面白すぎる笑。」
莉奈「歌唱中、何かをつかもうとする正源司陽子。」
小西「それやるよなぁ笑」
今は楽屋でみんなで仲良さそうにしていた。すると横にかほりんが来た。
藤嶌「慧斗!あそこ行かないの?」
星宮「うーん。いいかな。」
藤嶌「そうなんだ。じゃあ一緒にお話ししよう!」
星宮「うん。ええよ。」
藤嶌「ていうか、ずっと思ってたんだけど、方言出るのめちゃくちゃかわいいよね。」
星宮「そう?」
藤嶌「だってあんまり普段方言でしゃべるアイドルっていなくない?それって個性だしいいと思うよ。」
星宮「そういってもらえてうれしい。」
かほりんは天使のような笑顔を浮かべている。
藤嶌「でも、最近慧斗何か悩んでる?」
星宮「なんで?」
藤嶌「なんとなく?」
星宮「かほりんにはかなわんなぁ。ちょっとね。」
藤嶌「私でよければ相談に乗ろうか?」
星宮「あのね、莉奈ちゃんと一緒に東京にでてきたやんか?」
藤嶌「うん。そうだね。」
星宮「で、活動歴もまぁもう2年くらいになるやん。」
藤嶌「そうだね。」
星宮「自分の個性が、見つからなくて。」
藤嶌「というと?」
星宮「はるはるとひらほーなら天然発言とか、きらりちゃんは食通だし、かほりんは歌うま、陽子ちゃんは何でもできる。すみれちゃんはぶりっこできるし、みっちゃんは4期のリーダー的立ち位置じゃん。ななみちゃんはスタイル抜群でパフォーマンス力じゃん。たまにゃんは野球好きだからそっち系のお仕事もあるしダンスも上手。莉奈ちゃんは最近モノマネで受けてるじゃん。でも私にはそんなに誇れるところとか、アピールポイントが見つからなくて。そのせいでパッとしないから選抜にも落とされる。歌もダンスも並程度で、バラエティもできるわけじゃない。ぶりっ子とかも振り切れない。私には無理だよ。」
藤嶌「きっと慧斗は気づいてないだけで、慧斗のいいところ、いっぱいあるよ。でもそれって自分から気づいた方が、きっとものにしやすいから、運営さんも言ってないだけだと思うよ。運営さんは遠回しに私たちに向けて企画を作ってくださってるんだよ。ひなパレで私のソロ歌唱させてくれたから、歌路線も行けるってことにおひさまが気づいて、おひさまが求めてくれているならそれが個性だ。って気付だけど、私もひなパレ始まるまで私が歌路線がいけると思ってなかったし、正直私も慧斗と同じ状況だった。だから、焦らなくていいんじゃない?」
星宮「うーん、焦ってる訳やないんよ。ただ、莉奈ちゃんは同い年のはずやのに、自分より優れてることが多くて。なんか、劣等感感じてまうねん。最年少コンビ。って呼ばれることが多いけど、私なんかとコンビやと、莉奈ちゃんの足引っ張っちゃってないかなって。意識してる訳やないんやけど、最近は自然と莉奈ちゃんと距離とってまうし。やっぱりアイドル向いてなかったのかなぁ...」
スタッフ「そろそろ収録始めるんでお願いしまーす。」
メンバー「はーい。」
藤嶌「それはちが...」
星宮「ごめんね困らせて。行こう。」
私はかほりんの言葉を遮るようにそう告げてスタジオに向かった。これ以上優しくされると、決心が揺らぎそうだったから。
藤嶌side
嫌な予感がした。すぐに私の言葉を遮った慧斗はどこか寂しそうな表情で。4期生のメンバー全員で活動できるのは当たり前じゃない。去年末、 帆夏が活動辞退してから身に染みて感じるようになった。慧斗の表情は活動休止する前の帆夏のようで、どこか消えてしまいそうな雰囲気を感じた。それだけは避けたかった。どうすればいいだろう。こういう時、先輩たちなら...あ、莉奈に頼ろう。そう思ったのは番組終わりだった。
藤嶌「莉奈、ちょっと話が。」
莉奈「ん-、かほりんどうした?」
藤嶌「ちょっとこっち...」
メンバーみんなの前で話すと大事になってしまうため一旦人気のないところに莉奈を連れて行って話に行った。
莉奈「どうしたの?」
藤嶌「慧斗のことなんだけど」
莉奈「慧斗がどうかした?」
藤嶌「なんか、周りと比べちゃって、自分のいいところがわからないって、さっき相談されて。それでさ、なんか嫌な予感がするんだよね。」
莉奈「っ...それって」
藤嶌「わからないけど...そんな感じがした。だから、そうなる前に相談に乗ってあげてくれる?」
莉奈「わかった。今言ってくる。」
藤嶌「お願いね。」
そうして莉奈は楽屋に向かって走っていった。
莉奈side
嫌な予感。慧斗は昔からメンタルが弱くて、弱ってしまうことがよくある。私は走って楽屋に向かい今すぐ慧斗を抱きしめてあげたかった。走って向かうと慧斗がスタッフさんに声をかけていた。手遅れになる前に。私は叫んだ。
莉奈「慧斗!!!!!」
星宮「それで...ん?莉奈ちゃん?どうしたん?」
私は残りの体力を振り絞り走って慧斗のもとに向かって抱き着いた。
星宮「おぉ。どうしたん?なんかあった?」
莉奈「大丈夫だから。慧斗にはいいところいっぱい。みんな気づいてないだけ。時代が追いついていないだけ。少なくとも私たちは慧斗のいいところたっくさん知ってる。慧斗の話をしたら24時間過ごせるくらい。だからさ、まだ辞めないで。もうちょっと一緒に活動しよう。」
スタッフ「だってよ、慧斗。どうする?それでも辞めたい?」
やっぱり、やめる話をしていたんだ。
星宮「んん。やっぱり、まだ、います。」
そういった慧斗の目には大粒の涙が溜まっていた。
莉奈「大丈夫。全世界の人々が敵になっても、いいところが自分で見つけられなくても、私だけは味方だし、私はいいところいっぱい知ってるからね。」
そういって私は慧斗のことをハグして、頭を撫でた。
星宮「ありがとう、莉奈ちゃん。ありがとう...」
そういいながら慧斗は私の胸の中で泣き続けた。
Fin...
おまけ
藤嶌「緊急会議!慧斗に慧斗のいいところを伝えよう~~~~~」
4期「いえ~い」
藤嶌「慧斗が自分のいいところについて悩んでいたので慧斗にいいところをたくさん伝えていきたいと思います!」
正源司「はい!」
藤嶌「はい、よーこ!」
正源司「慧斗はたまに見せるはにかんだ笑顔がとってもかわいいです。」
清水「はい!」
藤嶌「はい、理央!」
清水「私は、慧斗の声が大好きです!」
莉奈「みんなわかって無いなぁ。」
藤嶌「お、慧斗の幼馴染の莉奈!」
莉奈「まず、慧斗は両目尻に涙黒子があります。可愛いですね。そして、普段クールな慧斗ですけど、定期的に甘えた期が来るんだけど、そのときの甘え方が赤ちゃんみたいでめちゃくちゃかわいいです。いわゆるギャップ萌えですね。それから...」
ここから10分くらい一人で慧斗の魅力を語る莉奈だった。
私は日向坂46において最年少という立場にいる。そして、私の小さいころからの友達がもう一人、最年少として活動している。それが、星宮慧斗だ。
莉奈「慧斗おはよう。」
星宮「莉奈ちゃん。おはよう。」
莉奈「何してるの?」
星宮「昨日、理科の授業で課題もらったけん、それをやっとるねん。」
莉奈「偉すぎ。私まだ見てすらないわ。」
星宮「早よやらんとまた提出遅れて怒られるで?」
莉奈「わかってるよ。」
なんて会話をいつもしている。
星宮side
東京に莉奈ちゃんときてもうすぐ2年。いつも莉奈ちゃんは同い年と思えないくらい落ち着いていて、すごいと思うところがいくつもある。さっき会話をしていて思ったのが、適応力だ。福岡にいたころは方言で話していたが今では標準語に染まり、東京生まれ、と言っても遜色ないくらいだった。しかもひなあいではすみれちゃんの物まねをしておひさまの心をつかんでいて、長所を伸ばし続けている。一方の私は活動を始めて2年は経つのにまだいいところを見つけられないでいる。
莉奈「え~全然大丈夫だよぉ~。」
正源司「あはっ!面白すぎる笑。」
莉奈「歌唱中、何かをつかもうとする正源司陽子。」
小西「それやるよなぁ笑」
今は楽屋でみんなで仲良さそうにしていた。すると横にかほりんが来た。
藤嶌「慧斗!あそこ行かないの?」
星宮「うーん。いいかな。」
藤嶌「そうなんだ。じゃあ一緒にお話ししよう!」
星宮「うん。ええよ。」
藤嶌「ていうか、ずっと思ってたんだけど、方言出るのめちゃくちゃかわいいよね。」
星宮「そう?」
藤嶌「だってあんまり普段方言でしゃべるアイドルっていなくない?それって個性だしいいと思うよ。」
星宮「そういってもらえてうれしい。」
かほりんは天使のような笑顔を浮かべている。
藤嶌「でも、最近慧斗何か悩んでる?」
星宮「なんで?」
藤嶌「なんとなく?」
星宮「かほりんにはかなわんなぁ。ちょっとね。」
藤嶌「私でよければ相談に乗ろうか?」
星宮「あのね、莉奈ちゃんと一緒に東京にでてきたやんか?」
藤嶌「うん。そうだね。」
星宮「で、活動歴もまぁもう2年くらいになるやん。」
藤嶌「そうだね。」
星宮「自分の個性が、見つからなくて。」
藤嶌「というと?」
星宮「はるはるとひらほーなら天然発言とか、きらりちゃんは食通だし、かほりんは歌うま、陽子ちゃんは何でもできる。すみれちゃんはぶりっこできるし、みっちゃんは4期のリーダー的立ち位置じゃん。ななみちゃんはスタイル抜群でパフォーマンス力じゃん。たまにゃんは野球好きだからそっち系のお仕事もあるしダンスも上手。莉奈ちゃんは最近モノマネで受けてるじゃん。でも私にはそんなに誇れるところとか、アピールポイントが見つからなくて。そのせいでパッとしないから選抜にも落とされる。歌もダンスも並程度で、バラエティもできるわけじゃない。ぶりっ子とかも振り切れない。私には無理だよ。」
藤嶌「きっと慧斗は気づいてないだけで、慧斗のいいところ、いっぱいあるよ。でもそれって自分から気づいた方が、きっとものにしやすいから、運営さんも言ってないだけだと思うよ。運営さんは遠回しに私たちに向けて企画を作ってくださってるんだよ。ひなパレで私のソロ歌唱させてくれたから、歌路線も行けるってことにおひさまが気づいて、おひさまが求めてくれているならそれが個性だ。って気付だけど、私もひなパレ始まるまで私が歌路線がいけると思ってなかったし、正直私も慧斗と同じ状況だった。だから、焦らなくていいんじゃない?」
星宮「うーん、焦ってる訳やないんよ。ただ、莉奈ちゃんは同い年のはずやのに、自分より優れてることが多くて。なんか、劣等感感じてまうねん。最年少コンビ。って呼ばれることが多いけど、私なんかとコンビやと、莉奈ちゃんの足引っ張っちゃってないかなって。意識してる訳やないんやけど、最近は自然と莉奈ちゃんと距離とってまうし。やっぱりアイドル向いてなかったのかなぁ...」
スタッフ「そろそろ収録始めるんでお願いしまーす。」
メンバー「はーい。」
藤嶌「それはちが...」
星宮「ごめんね困らせて。行こう。」
私はかほりんの言葉を遮るようにそう告げてスタジオに向かった。これ以上優しくされると、決心が揺らぎそうだったから。
藤嶌side
嫌な予感がした。すぐに私の言葉を遮った慧斗はどこか寂しそうな表情で。4期生のメンバー全員で活動できるのは当たり前じゃない。去年末、 帆夏が活動辞退してから身に染みて感じるようになった。慧斗の表情は活動休止する前の帆夏のようで、どこか消えてしまいそうな雰囲気を感じた。それだけは避けたかった。どうすればいいだろう。こういう時、先輩たちなら...あ、莉奈に頼ろう。そう思ったのは番組終わりだった。
藤嶌「莉奈、ちょっと話が。」
莉奈「ん-、かほりんどうした?」
藤嶌「ちょっとこっち...」
メンバーみんなの前で話すと大事になってしまうため一旦人気のないところに莉奈を連れて行って話に行った。
莉奈「どうしたの?」
藤嶌「慧斗のことなんだけど」
莉奈「慧斗がどうかした?」
藤嶌「なんか、周りと比べちゃって、自分のいいところがわからないって、さっき相談されて。それでさ、なんか嫌な予感がするんだよね。」
莉奈「っ...それって」
藤嶌「わからないけど...そんな感じがした。だから、そうなる前に相談に乗ってあげてくれる?」
莉奈「わかった。今言ってくる。」
藤嶌「お願いね。」
そうして莉奈は楽屋に向かって走っていった。
莉奈side
嫌な予感。慧斗は昔からメンタルが弱くて、弱ってしまうことがよくある。私は走って楽屋に向かい今すぐ慧斗を抱きしめてあげたかった。走って向かうと慧斗がスタッフさんに声をかけていた。手遅れになる前に。私は叫んだ。
莉奈「慧斗!!!!!」
星宮「それで...ん?莉奈ちゃん?どうしたん?」
私は残りの体力を振り絞り走って慧斗のもとに向かって抱き着いた。
星宮「おぉ。どうしたん?なんかあった?」
莉奈「大丈夫だから。慧斗にはいいところいっぱい。みんな気づいてないだけ。時代が追いついていないだけ。少なくとも私たちは慧斗のいいところたっくさん知ってる。慧斗の話をしたら24時間過ごせるくらい。だからさ、まだ辞めないで。もうちょっと一緒に活動しよう。」
スタッフ「だってよ、慧斗。どうする?それでも辞めたい?」
やっぱり、やめる話をしていたんだ。
星宮「んん。やっぱり、まだ、います。」
そういった慧斗の目には大粒の涙が溜まっていた。
莉奈「大丈夫。全世界の人々が敵になっても、いいところが自分で見つけられなくても、私だけは味方だし、私はいいところいっぱい知ってるからね。」
そういって私は慧斗のことをハグして、頭を撫でた。
星宮「ありがとう、莉奈ちゃん。ありがとう...」
そういいながら慧斗は私の胸の中で泣き続けた。
Fin...
おまけ
藤嶌「緊急会議!慧斗に慧斗のいいところを伝えよう~~~~~」
4期「いえ~い」
藤嶌「慧斗が自分のいいところについて悩んでいたので慧斗にいいところをたくさん伝えていきたいと思います!」
正源司「はい!」
藤嶌「はい、よーこ!」
正源司「慧斗はたまに見せるはにかんだ笑顔がとってもかわいいです。」
清水「はい!」
藤嶌「はい、理央!」
清水「私は、慧斗の声が大好きです!」
莉奈「みんなわかって無いなぁ。」
藤嶌「お、慧斗の幼馴染の莉奈!」
莉奈「まず、慧斗は両目尻に涙黒子があります。可愛いですね。そして、普段クールな慧斗ですけど、定期的に甘えた期が来るんだけど、そのときの甘え方が赤ちゃんみたいでめちゃくちゃかわいいです。いわゆるギャップ萌えですね。それから...」
ここから10分くらい一人で慧斗の魅力を語る莉奈だった。