夢で会えたら3
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
白く華奢な長い指が己の頬に触れた
凍る様に冷たい女の指
それをまだ赤子の幼い己の手が悪戯に掴む
視界に入るのは
今にも泣きそうに歪んだ女の顔
氷女であるその女は己の手をやんわりと離し呟く
私を殺しにいらっしゃい
貴方にはその権利があるわ
女は特有の涙を流し
己を投げた
寒い寒い空の雪の国
氷女達の国から異端児は投げ捨てられた
第3話
目指せ無償の愛1