夢で会えたら18
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とぼとぼと帰路を歩く愛音。
『すっきりしたければ直接彼に聞けばいい。ですが、聞くからには向き合う覚悟を。』
最終、蔵馬が自分に言った言葉。
向き合う??
覚悟??
それは、飛影が私をムラムラ対象として見てるという事を知る覚悟か。
しかしよく考える。
彼は硬派だ。
私の知っている飛影は特に。
適当にそこらの女の子に自分から手を出す様な男では決してない、はず。
それは自分にも言える事だ。
ー…あれ?
またよく分からなくなってきたー…
と、愛音が頭を抱えたその時だった。
「お嬢さん、少しいいですか?」
背後から響く低い声色。
それは周りに人がいない事から自分に向けられたものだ。
心臓がばくばくと脈打つ。
(あぁ、これは…まずい。)
明らかに知っている声。
そう、いつかのテレビ越しで。
いつか会うかもしれないとは思っていた、飛影と関わっている以上可能性は高かった。
ゆっくりと振り返る。
「はい、どうかしましたか?」
動揺を悟られまいと笑みを浮かべ相手を見上げる。
真っ黒なTシャツにGパン姿の長身の男。
そうー…彼は、仙水忍だ。
(どうして、今~!?ただでさえ頭パンクしそうなのにー!!)
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