夢で会えたら4
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いつも命の危機は付きまとっていた
己の撒いた種だからそれは良しとしても
昼も、ましてや夜に眠りこけることなど今まで一度だってなかったんだ
朝まで目が覚めないなど冗談じゃない
まして無意識に温もりを求めたなどあり得ない
だから驚いた
『飛影からひっついてきたんだよ?まだ信じられないの?』
と困った様に笑みを浮かべる女。
そして、ここぞとばかりによしよしと頭を撫でてきたこいつ。
触るなと言っている手前
それでもその己に触れる手が
-…体温が心地よい事はもう知っている
その後、己の機嫌を伺ってちょくちょくと抱きつこうとするそいつがうざったい
だが-…嫌ではない
またあんな風に爆睡したら、次こそ敵に襲われたら死ぬなと思いながらも
振りほどく気にはなれなくて
懐かしく、ぬるま湯の様な温もりの中
俺は瞳を閉じたんだ
第4話
目指せ無償の愛2