第69話 君を想ふ
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覚悟をした…
貴方と共に生きていく覚悟
先を考えれば考えるほど私は立ち止まりそうになる
だけど今あなたの手を掴まなければ私は死ぬまで後悔すると思った
それほど 貴方は私の中に侵食してしまったのだ…
そして、必要不可欠の存在となった
残酷で残忍、気高く美しい銀髪の妖怪
そして…人を好きになった愚かな妖怪
熱い想いは甘くも時に恐ろしかった…
受け入れきれず貴方を突き放しても貴方は逃がしてなどくれなかった
見ないで
心の奥を見られれば貴方を求めずにはいられなくなる
必死に気づかない振りをして
自分の気持ちに言い訳をして
私はずっと逃げていた
妖怪に恋をした愚かな人間
私たちはなぜ過去に出会い
なぜ現世で一番側にいた他人だったのだろう
運命なんてあるんだろうか
だけど、これか運命ならば
神様とは酷く残酷でどこまでも優しいのだろう
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