第68話 燻る片想い4
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真っ黒な闇の中に立つ私の目の前に映るのは、鮮明な赤い血色の泉…
その水面に銀がゆらゆらと揺れる
白装束に滲み込んでいく赤
白い肌はゆっくりと沈んで行く-…
血に、染まっていく-…
起きて…
目を覚まして-…
声は出ない
足も動くことはない
手を伸ばすも届くことはない
行かないで-…
第68話
燻る片思い4
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