第64話 独占欲と愛情
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- 秀一Side -
どれだけ待ったか-…
どれ程この想いを望んだか-…
否、待っていたなんて言えない
散々追い詰め苦しめたのは重々承知
それほどまで欲したのは自分自身でも理解できない
体が心が、ただ全力で欲しいと叫ぶ
恋などという甘い言葉で片付けられるほど綺麗なものでもない
もしこれが愛というものならば人の世とは恐ろしい
こんなにもどろどろとして自我を失わせるだけの感情が溢れている事自体が異常だ
否、もしかしたらこれは愛という言葉でも片付けられないのではないか
彼女の自分への想いが、自分のものと似てるようでも酷く違うのは分かっている
淡い淡い恋心。
未だ怯えている想い-…
俺と同じになってほしい
俺だけを見て
俺だけを感じて
狂ってしまった自分を具間見せる事はあっても、全て見せるのはまだ早いのも分かっている
-…君と俺の想いが早く同じになればいい
ただ今は、君がくれた甘い口付けに溺れる-…
終わらないように
甘く繋いで
君が酔って求めてくれれば-…
きっと手加減はできないけれど…
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