I
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目が覚めて起き上がると、見慣れた天井が視界に入ってきた。ここは、タークスのオフィスだ。あたりを見回すと、激しい頭痛がして頭を押さえる。
「少し安静にしていろ。脳震盪 だそうだ」
「……はい」
ツォンさんに言われて、再びソファに横になった。
「大丈夫なの? ここに運ばれて来た時、頭から血を流していたけど」
「うそっ」
頭を触って確認してみると、たしかに包帯が巻かれていた。これはシスネが巻いてくれたらしい。
「そういえば、任務は?」
「無事、ウータイとの戦争は終結した」
ツォンさんがそう教えてくれた。私とザックスが、タンブリン砦を壊滅させたおかげで、ようやく戦争が終わった。
「そうですか……」
「ザックスに、お礼を言っておくのよ」
「どうして?」
「あら、ナマエをここまで誰が運んだと思ってるの?」
シスネの言葉に、はっとした。
私は、闘技場の中でザックスとアンジールさんに助けてもらった。そして、シスネの口ぶりからして、ザックスは私のことをここまで運んでくれたに違いない。
「シスネ、ありがとう」
明日、ザックスにお礼を言いに行かなきゃ。
next→ II
「少し安静にしていろ。
「……はい」
ツォンさんに言われて、再びソファに横になった。
「大丈夫なの? ここに運ばれて来た時、頭から血を流していたけど」
「うそっ」
頭を触って確認してみると、たしかに包帯が巻かれていた。これはシスネが巻いてくれたらしい。
「そういえば、任務は?」
「無事、ウータイとの戦争は終結した」
ツォンさんがそう教えてくれた。私とザックスが、タンブリン砦を壊滅させたおかげで、ようやく戦争が終わった。
「そうですか……」
「ザックスに、お礼を言っておくのよ」
「どうして?」
「あら、ナマエをここまで誰が運んだと思ってるの?」
シスネの言葉に、はっとした。
私は、闘技場の中でザックスとアンジールさんに助けてもらった。そして、シスネの口ぶりからして、ザックスは私のことをここまで運んでくれたに違いない。
「シスネ、ありがとう」
明日、ザックスにお礼を言いに行かなきゃ。
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