3.勝負
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仙道さんは私を抱き寄せて、ふぅ、と息を吐いた。
「 申し訳ないけど…お前は結子ちゃんと話す資格はないよ 」
「 …… 」
「 桜木にも言ったけど。俺に勝つ気なら… 」
仙道さんはそう言うと、私の方を向いた。
そして、少し目線を下げて
私の額に優しいキスを落とした。
「 …!」
「 せんど…うさん…?」
私はびっくりして仙道さんの顔を見た。
にこっと微笑んで、今度はまた、流川くんの方を向いた。
「 じゃあ。」
仙道さんはそのまま、私の手を引いて学校を後にした。
流川くんがどんな表情をしてたか、
よく見えなかった。