3.勝負
あなたのお名前
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「 あ、結子ちゃん 」
その声に流川も反応した。
流川はちらっと結子ちゃんを見て、
すぐに目を逸らした。
「 なあ流川 」
「 …… 」
「 結子ちゃんに未練はねーのか 」
パスを受け取って、流川の顔を見た。
表情は一切変わらなかった。
「 てめぇには関係ねー 」
「 ははっ…オレの方が年上なんだけどな 」
「 …なんなんだ 」
流川も俺の目をじっと見て言った。
「 お前は結子のなんなんだ 」
「 …オレが結子ちゃんとどんな関係でも…お前には関係ないだろ?」
「 …にゃろう 」
スキ。
今、流川に一瞬のスキが出た。
それを逃さなけりゃ…
100%、
「 ! 」
抜ける。