2.あの人との過去
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「 結子ちゃん、帰ろう 」
「 あ、はいっ 」
仙道さんは私の隣に並んだ。
私が足を止めると、仙道さんも足を止めた。
「 あれ、仙道さん自転車ですよね?」
「 うん、歩きにした 」
「 何でですか?」
「 結子ちゃんとたくさん話したいから 」
「 …さらっと、そういうこと…// 」
今、すごくドキドキしてる。
心臓の鼓動が速くて、うるさい。
「 結子ちゃん 」
「 はい…?」
「 好きだよ。」
「 ……え…?」
「 オレ、結子ちゃんが好き 」
ドクンッ…
心臓が、今までよりも強く跳ねた。
そうだ…私もいつしか、仙道さんに惹かれてた。
……私も、仙道さんが…
「 …仙道さん、聞いてくれますか…?」
「 ……うん。」
私は、ついに仙道さんに流川くんのことを話した。