電子領域を越えて

No more,浪漫泥棒

2023/03/01 01:31
新式浪漫セミファイナルに行きました!(^^)! 記憶あるうちに書き記しておきます。

れをるのライブは去年の4月下旬に開催された激情アラート、大阪公演以来の参戦です。Zepp OSAKA Baysideは指定席で、二列目の真ん中らへんというかなり良席でした。しかし初のライブということもあってかあまりノれませんでした。大阪は陽気な人が多いようで、れをるがジャンプといえばジャンプし、体を揺らす人が目につきました。当の自分といえば、ライブを見ている自分という俯瞰にフォーカスがいってしまい気が気でありませんでした。なかなか没入ができずこういったものは向いていないのかな?と思いましたが、新式浪漫ではスタンディングということもあってか普段とは全く違う自分になれました。ライブというものの持つ意味をその日初めて知ることができました。

会場内には薄くスモークが立っていて早くもわくわくします。
開演時間になるとNO MORE 映画泥棒のパロディ映像が画面いっぱいに流れ始めます。ナレーションはもちろんれをるで、この時点でこのライブは最高のものになりましたね。記事タイトルの浪漫泥棒という言葉はここで流れていたものです。で、映像が流れ終わるとステージに仁王立ちのれをるが。あまりの脚の細さに若干身体が後ろへ。熟れたみかん色の衣装でした。secret tripを軽やかに歌い上げます。ここでもう涙が出てきました。会えるということはこんなにも嬉しいんですね。興奮とは反して2曲目3曲目や曲順は全く覚えていないです。なのでここからは記憶の中の思い出をまばらに。

Nd60はサブスクで聴いたときは感じは良いがすきとは言い切れない、そんな印象でした。が、なんということでしょう。Nd60の重低音は体、血液に運ばれ心臓まで響きました。こんなにノれる、ライブ発揮する曲とは知りませんでした。特にBメロでありえないほどノってしまいました。どちらかというと緩やかなふらふら~としたリズムだったのでとても心地良い。いつもは左右でリズムをとりがちですがこのときばかりは前後にゆらゆらと…。周りは大阪公演のときと違い大人しい人が多かったのか新規が多かったのか、体を動かしている人は少なかったです。そんな景色を見ると自分って案外非日常で溺れるタイプなのかな?と錯覚します。

ダリはアップテンポで非常にノりやすい曲なので手拍子などもたくさんしました。ダリはサビで「だりーな 面倒くさいわ」と歌うんですが、面倒くさい”わー” で最前列のお客さんが両手を上げたのを見てしまい ふーん、超やりたい と思い2番目のサビでやろうとしました。が、 だりー”な” で手を上げてしまって本当に恥をかいた。1回で済めばいいものをラスサビでもやらかしてしまい少々フリーズしました。後ろのお客さんに笑われたかもしれない、そんな考えが頭を一瞬覆いましたが、そのあとのうぉーうぉおうぉおーでそれを搔き消しました。(*^-^*)

平面鏡はれをるの中でいちばん好きな曲で、かなり後ろ向きな曲ですが音がどうも格好良いのでノってしまうんですねー。ライブってこういうものだと瞬時に分かりました。いつもは どんな事情もシカトで の部分は歌わず口を抑えてますがこのときははっきりと歌っていたのが意外でした。この曲では片手を上げてうぇーいということをよくやりました。シリアスな曲でノるのは本人的にどうなんだろうと考えたりもしましたが棒立ちのがやだろうなと思ったので構わずリズムに身を任せました。

ラスト4曲の攻めが非常に良かったです。長めのMCのあと1LDKのピアノの音が聴こえてきたのでああ、この曲でもうおわりなんだね、そう思いました。1LDKではれをるの葛藤を直に、目の当たりにしてなにも言えなくなった。やっぱりれをるの曲はれをるにしか歌えないな。そう浸っていたのも束の間、間髪入れずにニュータイプトーキョーの手拍子が自分を包み込む。頭の中は最高潮。正直なにがなんだかわからない。ただリズムに身を任せるだけ。最高に楽しい。過去や未来なんて考えず今を体中に感じる。ライブハウスが自分には合っているんだろうな。立ってるのはちょっと疲れるけどゾーンはいればお構いなしなのさ。。。
それからは怒涛の展開で、CMのあともまだまだ続きます!と称して10分後にはローカルの天気予報へ切り替わるテレビ局とは大違い。浪漫への道へ引き連れて行ってくれた。引率(^-^) 仰げや尊しでその高揚はクライマックス、限界突破する。れをるの和曲に外れはないが、仰げや尊しはちょっと超えてきてる。リミッターなんかは既に外れていて誰に触発されるでも指示されるでもなく自分の中の外れたタガが自然体のままこの身を宙を浮かせる。普段の自分では考えられない。煽られるままに声を出し、感じるままに飛んで、飛んで… 一体化すると人はリズムや次に行う最適な道筋がわかるようで、恥なんかはもうなんにもなかった(隣にいた人はついていけなかったのかただ前を見ていた)
ライブが終わればありえないという言葉で頭が埋め尽くされる。体が埋もれるくらいに。ありえないくらいよかった。結局そうとしか言えないね、長々と語って。本当に良いものだから。

衣装着替えの合間に流れた映像も自分たちを楽しませにきてくれているんだとわかって嬉しかった。相変わらず話は面白いしすごく対等に友達のように接してくれるものだから、極まっちゃうじゃんか。常々思う。よくできた人だと。私達は画面越しに神格化してしまうけど、目の前にいるのは血の通った人間であることを忘れたくない。今年はどうなるやら。去年のライブ数を既に上回っていると言っていた。続報を待つ。
追記
手をハートマークにしたられをるが指ハートをくれてとってもうれしかった。浴衣は都道府県の柄になっていたね。死んだように美しかった。

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  • mttjhefrjy (非ログイン)2024/09/18 10:13

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  • xiizkjnzx (非ログイン)2024/09/18 10:13

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