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溺愛しゅかゆづ夫婦 6

 朱夏が作ってくれたはちみつホットミルクが美味しかった。あのふわりとやわらかい甘さを思い、長く深く息を吐き、朱夏の胸元に顔をうずめる。弓弦がそうした甘える仕草をすると、朱夏はとても嬉しそうに微笑むのだ。弓弦を包み込む腕に力を込め、ベージュの髪や細い背中を撫で、彼女をひたすら甘やかす。


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