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溺愛しゅかゆづ夫婦 6


 今日も相変わらず寝るのが嫌な夜。でも、貴方が甘やかしてくれるからいい。



 夜や眠りが嫌いな貴女でいい。貴女をとことん甘やかして愛したい俺なので。



 愛し、愛され、時に戸惑いながらでいいのだ。貴方がそれでいいと微笑むから。



 貴女を独り占めしたくて、その細腕から取り上げるはちみつ色のクッション。



 彼は決して仔犬ではないけれど、きらきら輝く瞳の向こうで、龍の尻尾をぱたぱた揺らしている。


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