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溺愛しゅかゆづ夫婦 6

 真夜中の星を辿り、貴女と踊る。


 貴方色の朝焼けを待っている。貴方と手をつないで。


 朝焼けの赤の美しさは貴女を連想させるけれど、貴女の瞳の方がよっぽどきれいだ。


 僕たちの辿った星々が眠る。おやすみ、また今夜。




 貴方はふわりと微笑むのに、僕は素直にすきと言えなくて。


 照れて恥ずかしがってすきのすも空回る貴女が愛おしくて。




 貴女とのデート。有名店のシュークリーム。慎重すぎる貴女のちまちまな食べ方。愛おしい。



 どうしたんですか弓弦、泣きそうな顔で。大丈夫ですよ、俺が貴女を護りますから。



 貴方は季節外れのひまわりを僕の髪に飾って、「貴女は俺のものですから」と笑う。


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