溺愛しゅかゆづ夫婦 5
「お腹すいた、なんだかすごいすいた、一歩も動けない」
ソファにうつぶせ、ぽそぽそつぶやく。
それでも頑張って起き上がろうとする、ふり。腕で身体をささえて、やっぱり無理、とぺたりと伸びる、ふり。
そんな僕の頭をよしよしと撫でる朱夏が、
「ふ。パンケーキ何枚いけそうですか?」
僕がそれを食べたいだけ、作って欲しいだけってわかっていて、とことん甘やかしてくれる。
ふふ、ねえ朱夏、今日も貴方が大好き。
「二枚くらいかなあ」
「もっと食べてくださいよ」
「んー、じゃあ、二枚とホットミルク」
「ふ……はい。とりあえずじゃあ、そのくらいで」
ソファでごろんとする僕のくちびるに、優しいキスまでしてくれる。
ソファにうつぶせ、ぽそぽそつぶやく。
それでも頑張って起き上がろうとする、ふり。腕で身体をささえて、やっぱり無理、とぺたりと伸びる、ふり。
そんな僕の頭をよしよしと撫でる朱夏が、
「ふ。パンケーキ何枚いけそうですか?」
僕がそれを食べたいだけ、作って欲しいだけってわかっていて、とことん甘やかしてくれる。
ふふ、ねえ朱夏、今日も貴方が大好き。
「二枚くらいかなあ」
「もっと食べてくださいよ」
「んー、じゃあ、二枚とホットミルク」
「ふ……はい。とりあえずじゃあ、そのくらいで」
ソファでごろんとする僕のくちびるに、優しいキスまでしてくれる。
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