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溺愛しゅかゆづ夫婦 5

 そろそろ寝なくちゃいけないな、と
 本を閉じて、ふと気づく
 一緒のベッドの僕のとなり
 貴方はもう、だいぶ寝ている。

 朱夏はいつも僕より寝るのがちょっと遅い
 僕が眠るのを見守ってくれる
 そんな貴方のいつでも美しくて格好いい顔が、
 うとうとしている今、すこし幼くて、可愛らしい。

 ゆづる、とむにゃむにゃする貴方の髪を撫で
 その頬におやすみなさいの口づけをして
 そっと貴方の隣に横たわり
 抱きしめて、抱きしめ返され

 ふふ、おやすみ、朱夏
 いつも僕のために、ありがとう。

(朱夏、貴方が大好き)


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