溺愛しゅかゆづ夫婦 4
憂鬱が深い闇と混ざりあって厭な記憶の影になり、
「弓弦、大丈夫ですよ。俺がいますからね」
僕を抱きしめて決して離さない貴方は、それらを豪快になぎ払う、月より星よりまぶしくてあたたかい陽だまりだ。
「ありがとう、ごめん、僕」
朱夏、貴方がいてくれるから
僕は息ができる、貴方となら生きていける。
貴方はそっと微笑んで、
「もっと俺に甘えて、頼ってください。
そうしてもらえるのも、貴女を護るのも、俺の幸せです」
そう、言って。
とびきり優しく支えてくれる、
こんな僕を照らして、救い出してくれる。
「弓弦、大丈夫ですよ。俺がいますからね」
僕を抱きしめて決して離さない貴方は、それらを豪快になぎ払う、月より星よりまぶしくてあたたかい陽だまりだ。
「ありがとう、ごめん、僕」
朱夏、貴方がいてくれるから
僕は息ができる、貴方となら生きていける。
貴方はそっと微笑んで、
「もっと俺に甘えて、頼ってください。
そうしてもらえるのも、貴女を護るのも、俺の幸せです」
そう、言って。
とびきり優しく支えてくれる、
こんな僕を照らして、救い出してくれる。
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