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溺愛しゅかゆづ夫婦 3

「朱夏、起きれそう? 朝ごはんが出来た」

 弓弦の声で目を覚ます。ぼやっとした寝起きの頭。
 ああ、俺の花嫁、今日もとても可愛いな。
 俺がプレゼントしたひよこ柄のエプロン、相変わらず使ってくれていて嬉しいです。可愛いし。

「おはようございます、ゆづる」

 彼女の細い手の甲にくちづけし、その手のひらに、すりすり頬を寄せて。
 幸せです。貴女がいて。ほら、ぐうってお腹も鳴ります。


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