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しゅかゆづ!

 その角砂糖はカラフルだった。虹に浸した角砂糖らしい。ストレートティにそれを落とし込む僕は、紅い水面を見つめてみた。紅茶までカラフルになることはなかった。
「赤って最強ですからね」
「そうなの」
「だって、俺は朱龍ですし、貴女は赤い瞳でしょう」
「確かに」
 にこにこな朱夏とお茶会を楽しむ。


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