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溺愛しゅかゆづ夫婦 12

「弓弦……大丈夫ですか?」
「うん」

 青白い弓弦の横顔。朱夏は心配そうに眉をひそめ、せめてと彼女の頬を撫でる。弓弦の偏頭痛――その苦しみ。いたいのいたいの、とんでいけ。朱夏の龍の力は、愛するひとを救うためにある。


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