溺愛しゅかゆづ夫婦 8
ベッドの中、弓弦とのんびり話をする。今年のクリスマスはどうしましょうか?
十一月が終わり、十二月になる、その僅かな隙間で寂しさを懐いてしまう、かわいい弓弦。貴女が、寂しくないように。
「今年のクリスマス……は……。……あ、」
「弓弦。いつもありがとうございます。今月も、どうかよろしくお願いします」
「……ずるい。こちらこそ、ありがとう。今月もよろしく、朱夏」
「はい。クリスマス、なにをしたいですか?」
「え、あ、うん。なに……というわけでもないけれど」
弓弦は、少し照れくさそうにして、言った。
「今年のクリスマスも朱夏と一緒にいたい。朝から……」
たまらなく愛おしく、弓弦をぎゅむっと抱きしめる。「はい」と即答する俺は、準備万端だ。
「クリスマスイヴもクリスマスも、俺、休みです。一緒に、たくさん楽しみましょうね」
「うん」
心底から嬉しそうに、とても幸せそうに笑ってくれる弓弦――ああ、本当に大好きです。愛しています。頬ずりしたいです。たぶん、朝までとまんなくなっちゃうと思います。
十一月が終わり、十二月になる、その僅かな隙間で寂しさを懐いてしまう、かわいい弓弦。貴女が、寂しくないように。
「今年のクリスマス……は……。……あ、」
「弓弦。いつもありがとうございます。今月も、どうかよろしくお願いします」
「……ずるい。こちらこそ、ありがとう。今月もよろしく、朱夏」
「はい。クリスマス、なにをしたいですか?」
「え、あ、うん。なに……というわけでもないけれど」
弓弦は、少し照れくさそうにして、言った。
「今年のクリスマスも朱夏と一緒にいたい。朝から……」
たまらなく愛おしく、弓弦をぎゅむっと抱きしめる。「はい」と即答する俺は、準備万端だ。
「クリスマスイヴもクリスマスも、俺、休みです。一緒に、たくさん楽しみましょうね」
「うん」
心底から嬉しそうに、とても幸せそうに笑ってくれる弓弦――ああ、本当に大好きです。愛しています。頬ずりしたいです。たぶん、朝までとまんなくなっちゃうと思います。