『予想外の展開と俺の心拍数』
消すぞ、とロウが呟いた。
俺が小さく頷くと、パチン、と小さな音がして部屋が暗闇に包まれる。
数秒すると、ベッドが少し軋む音がして体が強張った。
背中に軽く、ロウの膝が当たる。
「おい、そんなに端へ寄らなくてもいい。寝にくいだろう?」
背を向けたままフルフルと首を振ると、小さく息を吐く音が聞こえた。
そして、布団が少し捲られて、そこからロウが入ってくる。
「(どうしてこうなったっっ!)」
ロウのあの渋々の承諾は俺がソファで寝ることを許可してくれたんじゃなかったのか!?とか、
他にもまだ何とかしようがあっただろ!とか、
色々と考えが頭の中で目まぐるしく回る。
でも、今隣にロウがいて、同じベッドに横になっているのは変わりようの無い事実だ。
やばい。なんか、すっごい恥ずかしい。
心臓が、全力で走った後みたいにバクバクいってる。
静かな部屋に、自分の心拍数だけが響いてるみたいで、羞恥で押し潰されそうだ。
どうか、どうか聞こえてませんように____
「コハ...?どうした。心拍数が上がってる様だが....眠れないのか?」
「ううん。大丈夫。おやすみ。」
「あぁ。」
..........。
死にたい。
俺が小さく頷くと、パチン、と小さな音がして部屋が暗闇に包まれる。
数秒すると、ベッドが少し軋む音がして体が強張った。
背中に軽く、ロウの膝が当たる。
「おい、そんなに端へ寄らなくてもいい。寝にくいだろう?」
背を向けたままフルフルと首を振ると、小さく息を吐く音が聞こえた。
そして、布団が少し捲られて、そこからロウが入ってくる。
「(どうしてこうなったっっ!)」
ロウのあの渋々の承諾は俺がソファで寝ることを許可してくれたんじゃなかったのか!?とか、
他にもまだ何とかしようがあっただろ!とか、
色々と考えが頭の中で目まぐるしく回る。
でも、今隣にロウがいて、同じベッドに横になっているのは変わりようの無い事実だ。
やばい。なんか、すっごい恥ずかしい。
心臓が、全力で走った後みたいにバクバクいってる。
静かな部屋に、自分の心拍数だけが響いてるみたいで、羞恥で押し潰されそうだ。
どうか、どうか聞こえてませんように____
「コハ...?どうした。心拍数が上がってる様だが....眠れないのか?」
「ううん。大丈夫。おやすみ。」
「あぁ。」
..........。
死にたい。
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