第三話
夢小説設定
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太一君は難しい顔をしてふよふよと凛に近づいた
「おぬしは弱い」
『っ…!!』
「この世界では特にの」
『………』
「だだ…太一君…」
凛は無言になり俯く
井宿は迷っていた
凛をかばってやりたいが太一君の言葉は的を射ている
『…ど…ね…ん…』
「だ?」
『じゃぁどうしたらいいねん!!!!』
凛は勢いよく顔をあげる
凛は…
泣いていた…
『お、れは…俺は!!
強くなきゃあかんのや!!!!
弱くても…強くなきゃあかんの、や…』
凛はまた俯き…崩れた
「凛…」
「ならば強くなれ」
『…っ!!』
「わしが修行をつけてやる」
太一君は凛の前にたたずむ
「井宿と共に修行を受けるがよい」
『マ、ジで…?』
凛は太一君を見上げる
「だ…凛、一緒に頑張るのだ」
井宿は優しく微笑み凛の肩を抱いた
『井宿…太一君…』
「凛、お主はこれからわしの弟子じゃ」
『………っ!!はい!!!!』
凛は涙をボロボロとこぼし笑顔で返事をした
井宿は優しい微笑みで凛の背中をずっと撫でていた…
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