コ(君の名前を教えてくれるかい?
第二話
夢小説設定
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『んっ…?今何時…?』
あたしは目を開けずに携帯を探す
いつもの枕元に携帯がない
『…あれ?
あたしのベッドこんなに広かったっけ…?』
あたしはゴシゴシと目をこすり起きる
『……ここ、どこ?』
目が覚めたらそこは、めっちゃ広いベッドでした
待って待って待って
意味がわからない
あたし昨日は残業で、帰りに変なお婆さんに会って果物貰って、ココを見ながら果物を食べてたら……
『思い出した…いや、でもそれでもここどこよ…』
あーそういえば、夢見は最高だった気がする
夢にココが…
『かっこよかったなぁ~』
「クス…」
・・・・・・・・。
あたしは首が、もげるんではないかと思う位バッと振り向いた
そこには、夢で会った最愛の人
「ごめんね、突然」
『あ…あ…』
あたしはゴシゴシとまた目をこする
「身体は大丈夫かな?
痛いとことかはないかい?」
『あ、はい…えと…』
「あ、ボクの名前はココ、君は?」
彼はにこやかに笑っていた
『あ、ヤマカワアイナって言います…』
「アイナちゃんだね」
こ、こ、こ、ココにちゃん付けされたァァァァァァァ!!!!
何この夢!!
超俺得すぎてヤバイんだけど!!
鼻血でそう!!(?)
あたしが鼻を抑えているとココが立ち上がった
「お腹空いてるかな?今から朝食を作るつもりなんだけど、嫌いなものとかあるかな?」
『な、ないです!!』
ココはわかったと言って部屋を出て行った
『~~~っ!!//////』
ヤバイあたし今なら死んでもいい
ベッドの上でゴロゴロとココのかっこよさに悶えていると、扉がまた開く
「どうかした?」
『なっなんでもないです!』
「クス…なら下においで」
『は、はい///////』
ココの後ろについて階段を降りていく
そこにはテレビや漫画で見たココの家のリビング
あたしの夢にしてはやるじゃん
ココに顔を洗っておいでと言われ洗面所で顔を洗う
『夢の中で顔を洗うなんて変な感じ』
洗面所を出るといい香り
キッチンではココが料理してる…
ヤバ、カッコよすぎでしょ
見惚れていたあたしに気づいたココはどうしたの?って首を傾げた
かっっっっっわいすぎるやろおおおおおおおお!!!!
あたしはナンデモナイデスと答えてテーブルについた
「口に合うといいんだけど」
『うわぁ!おいしそう!』
とてもあの短時間で作ったとは思えない…
『いただきまぁーす!!
むぐむぐ…おいしー!!』
何この美味しさ、さすがグルメ時代!!
・・・。
待って?
なんで、美味しいの?
え?
これ、夢、だよね…?
「どうかしたかい?」
『あ、いや…とても美味しいです』
あたしは残すのは悪いと思い、今は食べることを優先した
*********
『ごちそうさまでした』
「ハーブティーだよ、どうぞ?」
『あ、どうも…』
「さて、落ち着いたかい?」
ココは正面に座って両肘をテーブルにつき、指を組む
「アイナちゃん、キミはどこから来たの?」
『あたし、は…』
言ってもいいのだろうか
きっとこれは夢じゃない
なぜか来てしまったんだ
この世界…このトリコの世界に
「アイナちゃん?」
『あ…ご、ごめんなさい』
「…言いにくいかい?」
『いえ、大丈夫です』
きっと貴方なら、大丈夫
『信じてもらえないかもしれませんが、あたし…この世界と違う世界から来ました。』
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