コ(君の名前を教えてくれるかい?
第一話
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なんだろう
ふわふわする
それになんかいい匂い
まるでお日様みたいな…
『ん…?』
寝ぼけ眼で目を開ける
そこには、最愛の人
「あぁ、目が覚めたかい?
電磁波が不安定だ…もう少し寝てていいよ」
『コ、コ…だぁ…』
「え?」
あたしが名前を呼ぶと彼は驚いたような顔をした
『今日の夢はなんて最高なんだろう…』
「夢?」
『ふふ…』
あたしは寝ぼけたままココの頬に手を伸ばす
「な…」
『あたしね、貴方がどんな人でも…大好きだよ…?
だから、もう…苦し、まない、で…』
あたしはそれだけ告げるとまた、眠りについた
目を閉じる瞬間、彼の目は見開かれ驚きを隠せない顔だった…
あぁ、もしまた目が覚めて
目の前に貴方がいればいいのに
ココ……
*********
彼女が目を覚ましたかと思ったら、ボクの名を呼んだ
しかも……
『あたしね、貴方がどんな人でも…大好きだよ…?
だから、もう…苦し、まない、で…』
「っ…/////」
そんな事言われたのは初めてだった
この子は知ってるのか?
ボクが毒人間だって
そんなはずはない…
では何故?
…でも、嬉しいと思ってしまう
自分を偽り、占い師としてこの街にいる自分にどこか寂しさを感じていたようだ
ボクはまた彼女の髪を優しく梳く
「キミは一体何者なんだい…?」
ボクの呟きは闇へと溶けた…
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