第二十話
夢小説設定
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S.S side
この忙しい時にあいつはどこ行ったのだ…
我輩は朝から入学式の準備に追われていた
バタバタと他の先生方と杖を振っていたら、あの狸…ゴホン、校長にMs.ミヤジマを捜して来いと言われ、今に至る
「どこに行ったのだ…ん?」
湖のほとりにある一本の木。
それは我輩が学生の時からあるもので、よく本をそこで読んでいた
リリーと………?
なんだこの違和感は…
リリーのほかにも誰かが居たような…
「…ふん、もう昔の話を何故いまになって悩んでいるのだ我輩は…」
我輩は湖のほとりをよく見た
すると人影。
確認せずともわかる、あいつだ。
我輩はそそくさと歩み寄る
「おい、校長が捜してい、た…ぞ?」
そいつは魔法薬の本をかかえて瞼を閉じていた
そよ風に揺れる前髪
幼さの中に少し大人びたような顔立ち…
美しい…
「はっ!我輩は今、何を…///」
頭を振り我に返るとMs.ミヤジマを起こしにかかる
「おい、起きろ。」
だが、起きる気配はない
「はぁ……仕方ない…」
我輩はそいつを抱き上げ、城へと歩き出した
*********
我輩はミヤジマを彼女の部屋のベッドに寝かせた
ベッドに寝ているミヤジマを見ていると、何かを思い出しそうな気がした
だが、また軽い頭痛を覚えた我輩はそそくさと部屋を出て入学式の準備にまた戻った…
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