第十九話
夢小説設定
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そーっとベッドルームの扉を開ける
『失礼しま~す…』ボソッ
中をニヤニヤしながら覗くとセブルスがベッドより少し離れた所に倒れていた
あたしは一気に血の気が引き、セブルスに駆け寄る
『セブルス!?セブルス!!』
「う…」
『よかった…息はある…
でも、なんだか苦しそうね…ベッドに寝かせなきゃ』
あたしは杖を取り出しセブルスの身体を浮かせてベッドへ寝かせた
キッチンから濡れタオルを持ってきてセブルスの額に置く
『どうして、倒れてなんかいたのかしら…』
あたしはセブルスの手を握りながらセブルスの髪を梳く
すると、ピクリとセブルスの瞼が動き薄く目を開いた
『あ、セブルス!?
大丈夫?倒れてたのよ??
何があったの?』
するとセブルスはこちらを見た
「ルナ…」
『え……?』
セブルスはあたしの名を呟いてまた眠りについた
なぜ今、彼があたしの名を?
思い出せるはずはない
アルバスの魔法は強力だし
受けたのはまだ学生の時
今のセブルスなら弾けるけれど
学生の彼にはそんな芸当出来るはずはない
今なぜ貴方はあたしの名を呟いたの?
ねぇ、セブルス
あたしはどうしたらいいの?
この嬉しい気持ちを
あなたにぶつけていいの?
ねぇ、答えてよ……
セブルス……
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