第十八話
夢小説設定
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『こんにちわー!』
「あら!いらっしゃい!可愛らしいお嬢さん!」
中からは少し小太りの女の人がでてきた
『ホグワーツの制服をつくりたいんですが』
「わかったわ!呼ぶまでそこで待っててね」
『はい』
マダムは採寸の用意をするべく中に入って行った
「我輩は用事があるので、終わったらここで待っていろ」
『え、教授どこ行くんですか?』
「色々あるのだ
わかったな?ここで待ってるのだぞ」
『はいはい、子供じゃないんだからわかってますよ』
セブルスは子供ではないかとツッコミをいれて店から出て行った
丁度マダムも用意が出来たようで呼びに来てくれた
「その採寸台に立って両手を広げてちょうだい?」
『わかりました』
あたしが採寸台に立って両手を広げると採寸がスタートした
スタートと同時に隣から話しかけられた
「君もホグワーツかい?」
『ええ、あなた、も…?』
横を見るとミニデコ…げふん!
綺麗なブロンドの髪をオールバックにしている男の子…ドラコ・マルフォイだった
じーっとドラコを見ていたら少し頬を赤らめたドラコが話しかけてきた
「ぼ、僕の顔に何かついているかい?」
『あ、いやごめんなさい
綺麗なブロンドの髪だと思って』
あたしがそう言って微笑むとドラコは顔を赤らめてありがとうと言った
(ドラコって性格悪いかと思ってたらすごい可愛い子じゃない)
あたしがそんな事を思っているとも知らないドラコは自己紹介を始めた
「僕の名前はドラコ・マルフォイだ。ドラコでいい」
『あたしはルナ・ミヤジマよ。ルナでいいわ』
あたしとドラコは他愛ない話をしていた
すると逆隣にまた誰かが採寸を始めた
ドラコはその子にも話かける
「やぁ、君もホグワーツかい?」
「え、あ、僕?うんそうだよ」
あたしは逆隣を見て目を見開いた
大切な彼女と同じ瞳をした彼女の宝物…
ハリー……
あぁ、お母さんそっくりの優しい瞳
あたしは少し泣きそうになった
でもそれはハリーに話しかけられて引っ込んだ
「君もホグワーツなの?」
『え、えぇ』
あたしはしばらくボーッとしていたらしくドラコの採寸は終わったらしい
「じゃぁな、ルナまた入学式で」
『ええ、またね』
ドラコは店を出て行った
「彼とは友達なのかい?」
『ええ、さっきここで友達になったのよ
自己紹介がまだだったわね、あたしはルナ・ミヤジマ、ルナって呼んで』
「よろしく、ルナ!
僕はハリー、ハリー・ポッター」
『ハリーね、よろしく!』
あたしがそう言うとハリーは驚いた顔をした
「君は驚かないんだね」
『え?あぁ…だってハリーは好奇な目でなんて見られたくないでしょ?』
「ありがとう」
ハリーは嬉しそうに笑った
あたしは我慢が出来なくなった
『ハリー…可愛い!!』
「え、うわぁ!」
あたしは採寸途中のハリーに抱きついた
もちろんマダムに怒られた←
でも我慢出来なかったんだもの、ハリーが可愛いすぎて←
あたしは採寸が終わったのでハリーにまたねと言って店を出た
するとセブルスが丁度帰ってきたところだった
『あっ、教授!』
「終わったのかね?」
『はい!
……それは?』
セブルスが手に持っていたのは鳥籠
「……我輩からの入学祝いとこの前の薬の手伝いの礼だ」
そう言ってセブルスが後ろ手から前に出してきた鳥籠には……
『え…?スニ……?』
過去に置いてきてしまった可愛いペット
スニにそっくりだった
真っ黒な今のセブルスを連想させるソレを見てあたしは目に涙を貯めて、セブルスにありがとうございますとお礼を言った
『用事ってこれだったんですね』
「……ついでだ」
『ふふっそうゆうことにしときます』
「…ふんっ」
それからあたし達は本屋へと行き新しい教科書と勉強用の魔法薬の本などを買って、アイスパーラーでお茶をすることにした。
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