第十七話
夢小説設定
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お茶を飲み終わったあたし達は山積みになった本をマグル式で片付けていた
『なんでマグル式なんですか?』
「過去に魔法でやった際に本を傷つけてしまったことがあるのだ」
そう言ってセブルスは本棚と机を行ったり来たりしている
せかせかと動くセブルスが可愛いと思ったなんて本人には口が裂けても言えない
ある程度終わった時に、ふと目についた本があった
(あ、れは…)
あたしがじーっとその本を見ていたらセブルスに声をかけられた
「どうした?」
『あ、いや…教授?あの本は…?』
「あぁ、あれはいつ買ったものかは覚えていないんだが、何故かとても大切なものな気がしてずっと持っておるのだ」
あたしはそれを聞いて、涙を我慢しきれなかった
覚えててくれた…
記憶でなく、心で…
……セブルスッ……
そう、それは過去にあたしがセブルスにプレゼントした本だった…
「ど、どうしたのだ」
『いや、すみません…埃が目に入ったようです』
「そうか」
あたしはセブルスに笑顔でありがとうと言った
セブルスは頭に?を浮かべていたようだが、「あぁ」と言ってくれた
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