第十二話
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「っ!?」
「校長先生!何を…!?」
私たちが気づいた時にはセブルスは気を失っていた
「ルナに頼まれておったのでな…Mrスネイプから自分との記憶を消してくれ…と」
「そん、な…!」
「それじゃぁセブルスが可哀想です!」
私やポッター、ブラック、ルーピン、ペティグリューまでみんなで批判した
「ルナが言っておったのじゃよ…自分との日々はMrスネイプにとっての未来を変えてしまう、と…」
「未来…?」
「それって…まさか!」
私は校長先生を見た
校長先生は真剣な瞳で頷く
「そんな…そんな!
ならルナは最初からこのつもりで!?」
ポッター達はわけがわからないとゆう顔で私と校長先生を見ている
「いや、それを言ってきたのは今日じゃ…
悟ってから悩みに悩んで決めたんじゃろう…
わしにそれを言いに来た時、泣いておった…」
「それでも!」
「ルナは自分をこの世界と自分は流れが違うと言っておった
いずれ、こうなることをわかっておったのかもしれぬ
それはもうルナにしかわからぬことじゃ」
「……」
私は涙を止める事が出来なかった
切なすぎて
ルナはどんな気持ちでそう決めたのだろうか
それを考えると、涙は終わりを知らないようにただ、ただ流れ続けた……
「さて、わしにはもう一つ仕事をルナから言われておる
おぬしらの記憶じゃ」
「まさか…私たちのも消すのですか!?」
「いや、一方的ではない
ルナはおぬしらに選択をしてほしいと言っておった」
「選択…?」
ルーピンが校長先生の言葉を反復した
「ルナの事を忘れるか、覚えておくか
君たちで決めなさい
そのかわり、Mrスネイプにはルナの事を隠し通すことそれが条件じゃ」
「そんなの…」
「「「「「覚えておく方で」」」」」
みんなの声が揃った
「なら、約束じゃぞ?
Mrスネイプにはルナの事を言ってはならぬ」
私たちはわかりましたとまた声を揃えて言った
私たちの瞳からはとめどない涙が流れていた
セブルスとルナの
切なすぎる恋物語
私たちは自分たちの胸の中に
そっと閉まった
Next…あとがき